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投稿日: 2019.02.20 15:51
更新日: 2019.03.13 20:37

TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第1戦デイトナ500 レースレポート


海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第1戦デイトナ500 レースレポート

モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第1戦デイトナ
デニー・ハムリンがデイトナ500を制す!
トヨタ・カムリがワン・ツー・スリー・フィニッシュ

 2019年シーズンのNASCARが聖地デイトナで開幕。カップ・シリーズのデイトナ500は終盤クラッシュが多発する大荒れのレースとなりましたが、逃げ切ったデニー・ハムリンがトヨタにデイトナ5002勝目をもたらすとともに、トヨタ・カムリがワン・ツー・スリー・フィニッシュを果たしました。
 
 注目のトヨタ・スープラデビューとなったエクスフィニティ・シリーズではブランドン・ジョーンズが3位フィニッシュ。トラック・シリーズではやはりクラッシュ多発で完走9台というサバイバルレースとなりましたが、チャンピオンチームに今季移籍してきたオースティン・ヒルがキャリア初勝利を挙げました。

Monster Energy NASCAR CUP SERIES
第1戦 Daytona 500
開催日:2月17日

デニー・ハムリンがデイトナ500を制す!
トヨタ・カムリがワン・ツー・スリー・フィニッシュ

 2月17日(日)、アメリカ南東部フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでモンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ第1戦デイトナ500が開催されました。
 
 短いオフシーズンを終え、年間36戦で争われるNASCARシーズンが早くも開幕。開幕戦は聖地“デイトナ”を舞台に、61回目を迎えるシリーズ最大のイベントとして行われました。

 2007年よりNASCARのトップカテゴリーにトヨタ・カムリを擁して参戦しているトヨタは、これまでに2度、カップ・シリーズでドライバーズチャンピオンを獲得。昨年2018年も最終戦の4人に2015年のチャンピオン、カイル・ブッシュと2017年のチャンピオン、マーティン・トゥルーエクス・Jr.の2名が残りましたが、惜しくもタイトル獲得はならず。今年もこの2人を含む強力な布陣でチャンピオン獲得を目指します。

 開幕戦にしてシリーズ最大のイベントであるデイトナ500は、通常のレースとは異なるフォーマットで前の週から“デイトナ・スピードウィークス”として始まります。10日(日)には前年のポールシッターやプレーオフ進出ドライバーによるエキジビションレース“ザ・クラッシュ”を実施。トヨタ勢は善戦しましたが、終盤多くの車両が巻き込まれた多重クラッシュ“ビッグ・ワン”に巻き込まれレースを終えました。
 
デイトナ500決勝レースのグリッドは、10日に行われた予選で最前列の2台を決定後、14日(金)に行われる予選レース、デュエルで決定されます。デュエルはスターティンググリッドの偶数列、奇数列で分けた2グループで戦われ、デュエル1ではマット・ディベネデットが4位、トゥルーエクス・Jr.が5位。

 カイル・ブッシュは接触で後退し1周遅れの18位に終わりました。デュエル2では、2016年、トヨタにデイトナ500勝利をもたらしたデニー・ハムリンが4位。エリック・ジョーンズが14位となりました。

 前週の“ザ・クラッシュ”は雨に翻弄されたレースとなりましたが、デイトナ500決勝日の17日(日)は好天に恵まれ、気温も28度と絶好のコンディション。開幕を待ちわびていたファンに埋め尽くされたグランドスタンドの前で、午後3時7分、2.5マイルオーバルを60周、60周、80周の3ステージ合計200周(500マイル:約800km)して競われる決勝レースのスタートが切られました。
 
 序盤はトヨタ勢最上位9番手スタートのディベネデット、その後方11番手スタートのトゥルーエクス・Jr.がともに上位を争いますが、ステージ1の最後まで走れる残り周回になったあたりで上位勢はグリーンフラッグ下でピットへ。その後、コース上の異物によるイエローコーションが出されたため、ここでピットインしていなかったカイル・ブッシュらがピットへ向かいタイヤ交換。新しいタイヤの優位性を活かして上位へと浮上しました。

 カイル・ブッシュとハムリンがワン・ツー体制でバトルを繰り広げましたが、ファイナルラップの混乱のなかでハムリンは行き場を失い後退。カイル・ブッシュがシーズン最初のステージ1を制し、ステージポイントと、貴重なプレーオフポイント(プレーオフにも持ち越せるポイント)を獲得しました。ハムリンが6位、エリック・ジョーンズが10位でともにポイントを獲得。
 
 ステージ2では、ピットタイミングをずらしポジションを上げたディベネデットとカイル・ブッシュがハイペースでレースを引っ張りました。これに続くエリック・ジョーンズらを加えた6台が、他の大半の車両を周回遅れにしようかという猛烈な走りを見せましたが、ステージ残り14周で出されたイエローコーションにより、全車スローダウン。ここでレースは一旦、仕切り直しとなりました。

 ふたたびピット戦略で順位が入れ替わり、ステージ2はディベネデットが6位。他のトヨタ勢はトップ10入りならず。

 ステージ3、前半は膠着状態でレースが進みましたが、残り45周を切るとグリーンフラッグ下でピットインする車両が出始めました。ここでピットインしようとした車両が交錯し、イエローコーション。このコーションでピットへ向かったカイル・ブッシュがトップ、タイヤ無交換作戦でジャンプアップしたハムリンが2位へ浮上。トゥルーエクス・Jr.も2本交換でポジションを上げましたが、痛恨のピットレーンスピード違反で後退。
 
 日も大きく傾いてきた残り33周で再スタートが切られると、ハムリンが首位に浮上。これにカイル・ブッシュ、エリック・ジョーンズらが隊列を組んで首位争いを展開。

伝統の“デイトナ500”を制したデニー・ハムリン
伝統の“デイトナ500”を制したデニー・ハムリン


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