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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.03.06 15:00
更新日: 2019.03.13 20:37

TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第3戦ラスベガス レースレポート

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第3戦ラスベガス レースレポート

 この日のレースは全くイエローコーション(何らかの障害による全車スロー走行指示)が出ない展開となり、カップ・シリーズ戦は各ステージともに最低1度は給油を行う必要がある周回数のため、順調にレースが進行する中、セッション中盤でピットインが行われました。

 ステージ2前半、ライバルと激しい首位争いを繰り広げていたカイル・ブッシュは、129周目にピットへと向かいましたが、ここでピット進入時にピットロードでのスピード違反ペナルティ。大きく順位を落とすこととなってしまいました。

 カイル・ブッシュは一時は周回遅れになったものの、全車がピット作業を終えた時点では首位と同一周回に復帰。ステージ2はトゥルーエクス・Jr.が3位、ハムリンが5位。カイル・ブッシュは18位で終えました。
 
 ステージ3、16位で再スタートを切ったカイル・ブッシュは着実に順位を上げていき、僅か5周でトップ10圏内へ浮上すると、200周目過ぎには5位へ。全車がピットインを終えた残り40周の時点で4位につけると、さらに猛追。終盤にはトップ4台が接近してのバトルとなりました。
 
 そして、残り5周でカイル・ブッシュはついに前の車両を捕らえ、3位に浮上。しかし、追い上げもここまで。前人未踏、地元での3度目の“スウィープ”は再度のチャレンジになりましたが、カイル・ブッシュはトヨタ勢最上位の3位でチェッカーを受けました。
 
 トゥルーエクス・Jr.が8位、ハムリンが10位でトヨタ・カムリは3台がトップ10フィニッシュ。13位でフィニッシュしたエリック・ジョーンズを含めたトヨタの4台が、ドライバーズランキングでトップ10圏内に入っています。

 次戦第4戦は3月10日(日)、アメリカ南西部アリゾナ州エイボンデールのISMレースウェイで行われます。

ドライバー:カイル・ブッシュ

「ピットロードでの速度違反ペナルティを受けていなければ勝てていたでしょう。チームが素晴らしい仕事をしてくれたおかげで、終盤は本当に速かったです」

「上位勢よりも速いペースで追い上げることができましたが、ライバルに追いついてからは有利な走行ラインを塞がれることで空力的に苦しくなり、ペースが抑えられてしまいました」

「フラストレーションの溜まる終盤戦でしたが、我々のトヨタ・カムリは本当に速いクルマでした。ただ、今回は自分のミスが響きました」


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