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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.03.14 06:19
更新日: 2019.03.13 20:35

TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第4戦フェニックス レースレポート

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2019年NASCAR第4戦フェニックス レースレポート

NASCAR XFINITY SERIES
第4戦 iK9 Service Dog 200
開催日:3月9日

カイル・ブッシュが“トヨタ スープラ”で2連勝

 3月9日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第4戦「iK9 Service Dog 200」がISMレースウェイで開催されました。

 9日(土)午後2時15分、1マイルオーバルを45周、45周、110周の3ステージ合計200周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。今季初のポールポジションからスタートを切ったクリストファー・ベルに、3番手スタートのカイル・ブッシュが詰め寄りますが、ベルはこれを押さえ、“トヨタ スープラ”が1-2体制で序盤戦を周回。

 ステージ1終盤にイエローコーションが出たため、2台はピットインし、8,9位へと順位を落として残り7周での再スタートとなりましたが、追い上げてベルが2位、カイル・ブッシュが3位でステージ1を終えました。

 ステージ2は2台の“トヨタ スープラ”が抜きつ抜かれつの首位争いを展開。最後はベルがカイル・ブッシュを振り切り、ステージ2を制覇しました。

 ステージ3も序盤はベルとカイル・ブッシュの首位争いとなりましたが、100周目過ぎにカイル・ブッシュが首位へ浮上。2位でこれを追っていたベルは、130周目、目の前に居た周回遅れの車両が突然エンジンブローを喫したため、激しく巻き上げたオイルの煙で視界を奪われると共に、コース上にまかれたオイルにも乗ってしまい壁にクラッシュ。ベルは不運なアクシデントにより、今大会も速さを見せながらレースを途中で終えることとなってしまいました。

 ベルというライバルのいなくなったカイル・ブッシュは後半戦独走。最後は2位に3秒もの大差をつけてトップでチェッカー。前戦に続き2連勝を飾りました。この勝利でカイル・ブッシュは自身の持つこのシリーズ通算勝利記録を94へと伸ばすと共に、ここフェニックスでのエクスフィニティ・シリーズ勝利は23戦出場で11勝目となりました。

 次戦第5戦は3月16日(土)、オートクラブ・スピードウェイで行われます。

NASCAR第4戦フェニックスのエクスフィニティ戦を制したカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)
NASCAR第4戦フェニックスのエクスフィニティ戦を制したカイル・ブッシュ(トヨタ・カムリ)

ドライバー カイル・ブッシュ
「本当に素晴らしい“トヨタ スープラ”を用意してくれたチームに感謝します。レース序盤はクリストファー(ベル)が本当に速かったので、勝てるかどうか分かりませんでした。彼は私の後方で不運なアクシデントに見舞われてしまいましたが、最後まで我々の接戦を見て欲しかったです」


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