それ以外は今回が初の4気筒直噴ターボのテストとなり、連覇を果たしたディフェンディングチャンピオンのファクンド・アルドゥソとリオネル・ペーニャがルノー・フルーエンスGTのシートをシェア。トヨタ・カローラは不動のエース、マティアス・ロッシとジュリアン・サンテロが、シボレーYPFクルーズはベルナルド・レイバーとアレッサンドロ・サレルノが、こちらも今季初参戦のホンダ・レーシング・アルゼンティーナ、RAMレーシング製のホンダ・シビックSTC2000はマニュエル&サンティアゴのマロ兄弟とファン-アンヘル・ロッシの3名がステアリングを握った。

 明けたテスト2日目にはシボレーYPFチームに所属する2016年王者のアグスティン・カナピノと、シトロエンから移籍しホンダ勢最後のレギュラーシートを射止めたホセ-マニュエル・ウルセラが合流。セッション終盤には全チームが合同でスタート練習から数周の模擬レースまでこなすなど、開幕戦の舞台で充実した内容のテストを消化した。

 このテストを終えた直後には2019年シーズンのSTC2000暫定カレンダーも発表され、開幕戦はこのコルドバ、オスカー・カバレンを舞台に4月6〜7日に開幕。

 今季唯一の初開催サーキットとなるのは5月18~19日の第3戦、サン・フアン州アルバルドン近郊にあるビリクムサーキットで、2018年に完成した新設トラックはすでにSBKスーパーバイク・ワールドチャンピオンシップの開催実績を持っている。2019年もシリーズは全12戦の予定だが、現時点で5ラウンドの開催地は未定のままとなっている。

今季のTOYOTA GAZOO Racing YPF Infiniaはマティアス・ロッシとジュリアン・サンテロの2台体制となる
2016年王者のアグスティン・カナピノも2日目から合流し、初ターボの感触を味わった
「トヨタやYPFとともに2019年も戦えるのは最高の栄誉」とマティアス・ロッシ
2019年シーズン開幕戦はこのコルドバ、オスカー・カバレンを舞台に4月6〜7日に開催される

2019年アルゼンチン『Super TC2000』シリーズカレンダー

ラウンド 開催日 開催地
Rd.1 4月6-7日 コルドバ/オスカー・カバレン
Rd.2 4月27-28日 リオ・ネグロ/ジェネラル・ロカ
Rd.3 5月18-19日 アルバルドン/ビリクム
Rd.4 6月8-9日 サンタフェ/ロザリオ
Rd.5 6月29-30日 TBA
Rd.6 7月20-21日 TBA
Rd.7 8月17-18日 ブエノスアイレス/サン・ニコラス
Rd.8 9月14-15日 サンタフェ/市街地コース
Rd.9 10月5-6日 TBA
Rd.10 11月9-10日 ブエノスアイレス/ブエノスアイレス200km
Rd.11 12月7-8日 TBA
Rd.12 12月14-15日 TBA

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