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海外レース他 ニュース

投稿日: 2019.05.22 06:15
更新日: 2019.05.22 16:07

BTCC第3戦:BMWアンドリュー・ジョーダンが連勝。R3は日本車勢がトップ6独占

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海外レース他 | BTCC第3戦:BMWアンドリュー・ジョーダンが連勝。R3は日本車勢がトップ6独占

 さらにレース2でもBMW勢の速さは衰えることを知らず、サクセスバラストを搭載したジョーダンの330iはポールから逃げを打つと、僚友のターキントンを従えて3シリーズ初のワン・ツー・フィニッシュを達成。

「バラストが搭載されて明らかにマシンバランスは崩れていたが、後ろにコリンがいてくれたことが奏功した。3シリーズ初のワン・ツーもうれしいし、僕が最後にダブル(連勝)を飾ったのがいつかも思い出せないぐらいだ。2019年のWSRも良いチーム、良いドライバー、そして良いマシンのパッケージが整いつつある」

 最後の表彰台にはレース1と同様にカミッシュが並び、4位に今季最上位のジェイソン・プラト(ボクスホール・アストラBTCC)、5位にチーム・ダイナミクスのマット・ニール(FK8ホンダ・シビック・タイプR)が続くトップ5となった。

 そしてスラクストン戦のフィナーレとなったレース3では、ホンダ、スバル、トヨタの日本車勢が躍進。ポールポジションから出たチームBMRの2017年王者、アシュリー・サットン(スバル・レヴォーグGT)に並び、フロントロウからスタートのジョシュ・クック(FK8ホンダ・シビック・タイプR)は、オープニングラップのシケインでスバルのインを差し、早々にレースリーダーに浮上する。

 その直後にはクラッシュによるセーフティカー出動で2度のリスタートを経るも、そのたびにクック、サットン、そして3番手ブッチャーの3台は後続を引き離してのバトルを展開。するとFK2シビックのブッチャーはスラクストン最速コーナーであるチャーチで仕掛け、スバルのインサイドから鮮やかなパッシングを披露して2番手へ。

 このオーバーテイクによりブッチャーはターキントンに並ぶ選手権首位に浮上し、トップスポットを守ったクックがBTCCキャリア2勝目をマーク。FK8シビック、FK2シビック、スバル・レヴォーグGTの表彰台に続き、4位にFK8のニール、5位にチーム・トヨタGB withスピードワークス・モータースポーツ(SWM)の新型カローラBTCC、トム・イングラム、そして6位にFK8のカミッシュと、日本車勢がトップ6を独占。マニュファクチャラーとチームのスタンディングスでもHalfords Yuasa Racingのチーム・ダイナミクス・ホンダがトップに立っている。

 続くBTCCイギリス・ツーリングカー選手権の第4戦は、6月15~16日の週末にイングランド北部ダーリントン近郊に位置するクロフトで争われる。

不振にあえいだ2018年を経て、速さを取り戻した感のあるアシュリー・サットンとスバル・レヴォーグGT
R3スタート直後にはアダム・モーガンやロブ・コラードらの絡むクラッシュで2度のSC導入など荒れた展開に
今季デビューのトヨタ・カローラBTCCも、トム・イングラムの献身でランク6位につける
勝者ジョシュ・クックを祝福するロリー・ブッチャー。BTC、AmDともにホンダへのスイッチは大成功した


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