「僕にとって、ここミサノでテストを行うことはとても重要な意味を持っている。なぜならDTMのコンペティションは非常に高いレベルにあり、ステアリングを握ってマシンをドライブしながら、あらゆる物事をマネジメントしなくてはならないからだ」と、初テストの首尾を語ったドビツィオーゾ。

「その意味でも、今回チームやマティアス・エクストロームの助けを借りて走り込むことができたのはとても有意義だった。僕のドライビングをDTMシリーズのフロントランナーたちに可能な限り近づけるべく、多くのラップを重ねることができたよ」

 現在、年間チャンピオンシップ参戦プログラムを持たず、アウディスポーツのアンバサダーとしてカスタマー支援などの役割を担うエクストロームの指導を受け、最終的にドビツィオーゾは183ラップを走破。夕暮れからナイトセッションの走行も経験した。

 2018年のミサノ・ラウンドでは、母国イタリアの英雄アレックス・ザナルディが特別なM4 DTMを仕立ててゲスト参戦を果たしたが、DTMを運営するITR側は2019年のこの機会も活用すべく、BMWと協力してゲストドライバー・スロットに”生ける伝説”でもあるバレンティーノ・ロッシ参戦によるMotoGPスター共演も計画。しかしこちらは正式に見送りが決まっている。

 その他、2018年から新たに制定されたこのゲストドライバー制度では、ドイツ国外のファンに訴求すべくあらゆる活用方法が想定され、同年のオーストリア・レッドブルリング戦では、レッドブル契約アスリートとして5度のWRC世界ラリー選手権王者であるセバスチャン・オジェが、メルセデスC63DTMをドライブしてゲスト参戦も果たしている。

6月8〜9日の第3戦ミサノに向け、マシン特性とドライビング方法を迅速に吸収する必要がある

ショートランを繰り返し、エクストロームとともにデータを確認して修正を図っていく
夕暮れからナイトセッションの走行も経験し、最終的に183ラップを走破した

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