明けた日曜のレース2は、前日の決勝結果トップ10のリバースグリッドとなり、プラティ-ドナドッツィ・レーシングのフリオ・カンポスがポールポジションからスタート。

 しかしその後方から猛烈な勢いで浮上してきたのは、リバースの4番グリッドからスタートしたバリチェロで、SNSファン投票により使用回数の決まるオーバーテイクボタン”FUN PUSH”の威力も活用し、ピットストップまでに首位カンポスの背後に迫る。すると迅速な作業時間で送り出したフルタイム・スポーツのチーム力もありトラックポジション逆転に成功する。

 レース後半は首位に立ちながら、2番手カンポスとのマージンを冷静に測りながらタイヤマネジメントとディフェンスに徹する老獪なドライビングを披露した元跳ね馬使いは、最終的に1秒655のギャップを維持してトップチェッカー。カンポス、セラを従えて今季初勝利を挙げ、選手権でもセラに1ポイント差と肉薄するランキング2位に浮上した。

「長い人生を生きていると、ときに打ち負かされて、すべてを失ったと思う瞬間もある。とくに前日のレースで7位に終わったようなときにはね」と、レース後に語ったバリチェロ。

「でもこうして、月曜の朝を清々しい気分で迎えることができるのは最高だ。今日のレースでは燃費セーブに徹し、FUN PUSHにも大いに助けられた。つまり今日の勝利はゴイアニアに詰め掛けてくれた2万2000人の後押しと声援によるものなんだ」

 それに対し、2位に終わったカンポスも「今日のルビーニョのピットストップは本当に早かったし、コース上でもオーバーテイクすることが難しかった。僕のマシンにもレースに勝つだけの力はあったと思うが、それだけじゃ充分ではなかった、ということだね」と、勝者を称えた。

 続くSCBシリーズ第4戦は、ブラジル中南部パラナ州にあるドイツ人と日本人移民の都市、ロンドリーナのアウトドローモ・インターナショナル・アイルトン・セナを舞台に、6月9日に決勝2ヒートが争われる。

R1でペナルティに泣いたリカルド・マウリシオは、R2でトップ10圏外から地力で這い上がり6位に
R2序盤はリバースポールのフリオ・カンポスが逃げを打ち、5度の王者である”帝王”カカ・ブエノとバリチェロが追う展開に
ピット戦略と”FUN PUSH”でトップランを手にしたルーベンス・バリチェロ
これでR2勝者バリチェロと3位セラが、ランキングでも1ポイント差とほぼ横並びに

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