続く日曜、27周のレース2は、この日もポールシッターとなったキアのカオと、3番グリッドに着けていた北京汽車のジェイソン・チャン(BAICセノヴァD50)がスタートでまさかのストール。代わってフロントロウ発進のデヴィッド・チュー(BAICセノヴァD50)と4番手カイ・ユエ(キアK3 2.0T)が先頭で1コーナーへと進入していく。

 すると背後では3番手を争ったオリオラと、BTCCイギリス・ツーリングカー選手権ドライバーでもあるアダム・モーガン(BAICセノヴァD50)がバトルとなり、ターン2でモーガンが前へ。続くターン3でトヨタのチャオがスピンしたのを回避したオリオラは6番手にまで後退する。

 その後、後続を引き離し始めた首位のチューに対し、モーガンが逃さじと13周目にカイ・ユエのキアをかわして2番手に浮上。するとレース中盤を過ぎたところで最後尾から猛追を見せていたカオのキアK3 2.0Tが15周目にオリオラのフォードを鮮やかにかわし、前を行くファン-カルロス・チュー(BAICセノヴァD50)、ロドルフォ・アヴィラ(フォルクスワーゲン・ラマンドGTS)との距離を詰めていく。

 さらに2周後にその2台をまとめて仕留めたカオは、20周目に発生したオリオラとチューのクラッシュにも乗じて差を詰めると、22周目にチームメイトのカイを抜き去り3番手に浮上。モーガンと首位チューのBAICセノヴァD50艦隊を猛然と追いかける。

 残り5周の時点で10秒以上あったギャップはみるみる削り取られ、残り2ラップでついにモーガンを捉えて2番手へ。残るは首位チューのマシンのみとなり、迎えたファイナルラップ。残るコーナーふたつのところでついにBAICセノヴァD50の横に並んだカオのキアK3 2.0Tは、そのままコーナー立ち上がりで前に出て大逆転のトップチェッカー。前日にペナルティで失った勝利を取り戻す雪辱のレースリザルトとなった。

 2位チューに続き、3位ポディウムには同じく最終盤の逆転でモーガンをかわしたチャン・ダ-シェン(キアK3 2.0T)が入るも、こちらもペナルティ30秒加算で8位に降格。代わってモーガンが3位。4位に15番グリッドから挽回のVWチェンが続いている。

 続く2019年シーズンCTCC第4戦は、7月7日の週末に上海から南に約190キロ離れた500万人の人口を持つ都市、紹興に位置する浙江インターナショナルサーキットで争われる。

今季もBTCCのアダム・モーガンを起用するBAICは、R2でデヴィッド・チューが惜敗の2位に

ペナルティやドライブスルーも押しのけ、R2最後尾から勝利を飾ったマーティン・カオ
第4戦は紹興の新トラック、浙江インターナショナルサーキットで争われる

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