それに対してランキング2位につけるアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)は、初タイトル獲得という大きな目標に向けて非常に強くフォーカスしている。

 昨年も最終戦までチャンピオン争いをしていたが、最後のレースのスタートで前車に追突するミスをしてランキング2位になった。

 今年のインディ500でシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)との壮絶なバトルを戦って2位フィニッシュした彼は、“タイトルは必ず手に入れる!”という気持ちをより強く持つようになり、各レースでの自分のマシンの仕上がり具合に合わせたベストのリザルトを得るべく奮闘している。こういう戦いができるロッシは強い。

ビッグレースで強さを見せるアレクサンダー・ロッシ。今季は安定感もみせている
ビッグレースで強さを見せるアレクサンダー・ロッシ。今季は安定感もみせている

 ショート&ロング・オーバル、ストリート、ロードとコースバラエティが豊富なインディカーでは、大きな波に乗るのが難しい。例えば8から9月の終盤3連戦はスーパースピードウェイでの500マイルレース、ショートトラック、ロードコースとまったく異なる3パターンのレースが3週末に行われる。

 まずは今週末のポコノ戦。ここで好成績を挙げることがタイトルコンテンダーには必要。

 今季未勝利のパワーやグラハム・レイホール(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)やセバスチャン・ブルデー(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・ヴァッサー・サリヴァン)、ジェイムズ・ヒンチクリフ(アロウ・シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)、そしてポコノを得意とする佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)らも優勝争いに絡んでくる。

 優勝を予想するのも難しい500マイルレースだが、チャンピオンを獲得するには、ここで生き残り上位フィニッシュが必須条件になるだろう。

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