シーマーCEOはまた、新たに『シボレー・カマロ・スーパーカー』の参戦についても言及し、現在はホールデン・コモドアZBを走らせるトリプルエイト・レースエンジニアリングがGMホールデンのホモロゲーション・チームとしてのステータスを維持していることにも関連し、GMがシリーズに留まることが重要だったとの見解を示した。

「GMがオーストラリアのモータースポーツで存在感を維持する決断をしたのは素晴らしいニュースだ。カマロは新世代規定で重要な役割を果たすモデルになる」と話すシーマーCEO。

「ホールデン・ブランドの消滅はファンにとっても非常に悲しい出来事だったが、カマロが参戦すれば若いファンだけでなく、このスポーツにおけるマスタング、カマロの豊かな歴史を知る人々を興奮させる状況となるだろう」

 そのトリプルエイト・レースエンジニアリングの代表を務めるローランド・デーンも、2010年以降のVASCで成功を築いたホールデンとの歴史に触れつつ、BTCCイギリス・ツーリングカー選手権でのボクスホール(当時GM傘下)とのファクトリー活動から続くアライアンスが「未来に向けさらなる発展を見せることを願う」と語った。

「まずは『シボレー・カマロ・スーパーカー』という象徴的なモデルをVASCとオーストラリア大陸にカムバックさせるこができて喜んでいる。個人的に、1990年代のBTCCにまで遡るGMとの関係性をいつだって楽しんできたし、それが継続できることを心からうれしく思う」と語ったデーン代表。

「近年のVASCではレッドブル・レーシング・オーストラリアとしてともに成功を収めてきたが、新たにGen3カマロの開発を託されたことも光栄だ。カマロはロードカーとしても魅力的で、壮観で攻撃的なレースカーになることだろう」

「Gen3規制の導入に向け準備は順調に進んでいるが、今週(2020年最終戦バサースト1000)の目標はホールデンとホールデンのファンに、可能な限り最高の結果を提供することに完全に焦点を合わせている」

 シボレー・カマロはシリーズの前身となるATCCオーストラリアン・ツーリングカー選手権で1971年から2連覇を飾っており、1980年代にはバサースト1000でも戦った歴史を持つ。

 すでにタイトルが決定した今季のVASCだが、10月15~18日の週末にはシリーズ最大の祭典で“バサースト1000ウイナー”の栄冠を目指した真剣勝負が繰り広げられる。

全高を100mm低め、全幅は100mm拡大。グラスエリアと主要なボディパネルは、生産車の形状が維持される
フロントスポイラーやリヤウイングは現状暫定のもの。V8は7500回転上限で600PSを維持する
4ドアを対象に書かれた規定にスケーリングしている現行マスタングも、不自然なプロポーションは解消されることになる

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