一方、ヒュンダイ・モータースポーツの開発ドライバーを務めるアウグスト・ファーフスとジャン-カール・ベルネイも、前回に引き続きヒュンダイ・ヴェロスターN ETCRで充実のスティントをこなしている。

「シーズンの始まりが近づけば近づくほど、テストはますます重要になっていくんだ」と語ったファーフス。

「現在、僕らはマシンの性能を調査してパッケージを最適化しようとしている段階にある。今回も天気は素晴らしく、僕らが多くのマイレージを完了し、重要なデータを収集するのに役立ったよ」

 両陣営は、バレルンガのインターナショナル・レイアウトと、ショート版のクラブ・レイアウト(それぞれ4085mと1746m)の双方を使用し、ハンドリングとパフォーマンスを最適化するため複数のセットアップ構成にトライし、挙動の理解に焦点を合わせたメニューに取り組んだ。

 また、火曜と水曜の午後には雨のセットアップをテストするため、クラブ・レイアウトで人為的にウエット・コンディションを作り出してのセッションも実施されている。

「今回は非常に良い気象条件で、とても興味深いテストになった。アウグストとはたくさんの情報交換をすることもできたよ。ウエット・トラックで最初のテストを経験できたのも興味深かった。やりがいがあったけど、少し注意が必要でもあったね」と、首尾を振り返ったベルネイ。

 WSCは開幕までの期間で引き続き合同テストのプログラムを継続し、3月22~24日のスケジュールを予定する次回も、同地バレルンガでの開催を予定。すでに公式ラウンチ済みのアルファロメオ・ジュリアETCRも、地元テストへの参加を見込んでいる。

2021年1月のデイトナ24時間で、ヒュンダイ・ヴェロスターN ETCRのデモランも担当したアウグスト・ファーフス
公式セッション初のウエットテストも実施。両陣営が精力的にマイレージを重ねた
2021年に入り、ヒュンダイ・モータースポーツでの新たな任務に就いたジャン-カール・ベルネイ

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