「シェーンはここまで、彼が実行可能なあらゆるシミュレーションと、量産車での数回のドライビング・テストをこなしてきた。でも、彼がサンダウンで実際の縁石に乗るまで、スーパーカーで体験する負荷を実際にシミュレートできるものは何もないのが実際ね」と続けたジェシカ共同オーナー。

「現実のクルマを走らせた際、彼は思っていたよりもずっと痛みが少ないと報告してくれた。これは良い兆しで素晴らしいこと。でも彼が土曜日にサンダウンで本物のマシンを走らせるまで、私たちはまだじっと待って物事の推移を見なければなりません」

 そのSVGは、開幕のマウントパノラマで300ポイントの“フルマーク”を獲得し、ランキング2位のWalkinshaw Andretti United(ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド/WAU)、チャズ・モスタートを33点差で引き離しているが、もし現地土曜午前9時20分からのプラクティス1で参戦が厳しいと判断された場合は、2020年の『バサースト1000』でSVGとともに勝利を飾ったタンダーがステアリングを握る予定だ。

 さらに今回の第2戦サンダウン・スーパースプリントは、レースウイークを前にフォーマットの小変更を実施し、土曜レース1、日曜のレース2、レース3ともに従来の38周から2周短縮の36周とし、レース距離を各112kmに短縮することを決定した。

 また、Erebus Motorsport(エレバス・モータースポーツ)は今季ルーキーの初代TCRオーストラリア王者、ウィル・ブラウンの9号車で実施する“ローリング・スポンサーシップ・プログラム”の一環として第2戦向けの新リバリーを披露。

 Kelly Grove Racing(ケリー・グローブ・レーシング)移籍のデビッド・レイノルズ26号車も、ラウンドのタイトルスポンサーを務めるPenrite(ペンライト)のスペシャル・カラーリングで出場することをアナウンスしている。

“ローリング・スポンサーシップ・プログラム”を実施するErebus Motorsport(エレバス・モータースポーツ)9号車は、第2戦向けリバリーを披露
“ローリング・スポンサーシップ・プログラム”を実施するErebus Motorsport(エレバス・モータースポーツ)9号車は、第2戦向けリバリーを披露
Penrite(ペンライト)とともにKelly Grove Racing(ケリー・グローブ・レーシング)移籍のデビッド・レイノルズ26号車もスペシャル・カラーリングを採用した
Penrite(ペンライト)とともにKelly Grove Racing(ケリー・グローブ・レーシング)移籍のデビッド・レイノルズ26号車もスペシャル・カラーリングを採用した
2年ぶり開催のサンダウンだが、耐久カップ時代に催されていた“レトロ・リバリー”にオマージュを捧げるスキームとした
2年ぶり開催のサンダウンだが、耐久カップ時代に催されていた“レトロ・リバリー”にオマージュを捧げるスキームとした

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