4番手にBTC Racing(BTCレーシング)のマイケル・クリース(FK8型ホンダ・シビック・タイプR)、5番手にPower Maxed Car Care Racing(パワー・マックス・カーケア・レーシング)で復帰のプラト(ヴォクスホール・アストラBTCC)、そしてエクセラー8のイングラム(ヒュンダイi30 Nファストバック)が続いたトップ6で折り返した午後のセッションは、最初の30分でクリースが首位に座るも、同じFK8を操るチーム・ダイナミクスのエースが意地を見せ、すぐに最速タイムを更新する。
シェドンは最終的に57秒108までタイムを詰め、総合でのトップタイムを確実なものとし、コンマ約2秒差の2番手にゴフ、3番手クリース以下、イングラム、プラト、サットンの実力者たちを従えて、BTCC復帰後初の公式セッションをトップで終えることとなった。
「素晴らしい1日だったね。僕らはプログラムに熱心に取り組み、時間が進むごとに自信を深めていけた。初回テストで他陣営が何をしているかは窺い知る余地もないが、長いブランクを経て最速でセッションを終えるのは最高に幸せなことだ」と、手応えと喜びを口にしたシェドン。
また、今季からPHSC with BTC Racing(PHSCウィズBTCレーシング)として初のレギュラー参戦を果たす女性ドライバー、ジェイド・エドワーズ(FK8型ホンダ・シビック・タイプR)も、午後に75周を走破して19番手タイムを刻む好走を披露。首位から26番手までが秒差圏内という熾烈なタイム差で、各陣営が5月8~9日のスラクストンに向けた新シーズンへの準備を終えている。


