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海外レース他 ニュース

投稿日: 2021.04.26 16:20
更新日: 2021.04.26 16:27

大混乱のフォーミュラEバレンシア連戦。第5戦はデ・フリースが制し、第6戦ではデニスが初優勝

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海外レース他 | 大混乱のフォーミュラEバレンシア連戦。第5戦はデ・フリースが制し、第6戦ではデニスが初優勝

 25日に開催された第6戦の予選ではデニスが初のポールポジションを獲得し、アレックス・リン(マヒンドラ・レーシング)が2番手、トム・ブロンクビスト(NIO 333フォーミュラEチーム)が3番手に続いた。

 決勝でもデニスはレースをリードし、リンが2番手に続く展開となる。レースの初めは各ドライバーとも手の内を見せず、スリップストリームを使用して、前日に問題になったエネルギー残量を慎重に管理していく。

2020/21フォーミュラE第6戦のレーススタート
2020/21フォーミュラE第6戦のレーススタート
ジェイク・デニス(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)
ジェイク・デニス(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)

 そのなかで活躍を見せたのがセッテ・カマラで、4周目にブエミをかわし10番手、次の周にはダ・コスタをオーバーテイクして9番手に浮上する。トップを走行するデニスは、各車が1回目のアタックモードを使用し終わってもトップの座をキープし続ける。

 残り17分、2番手を走行するリンが3番手のノーマン・ナトー(ロキット・ベンチュリ・レーシング)に接触されてしまう。リンは姿勢を乱してグラベルを走行し、なんとかコースに復帰するもポジションを落としてしまった。

 20周目には17番グリッドから11番手まで順位を上げていたバンドーンと、9番手を走行するブエミが10コーナーで接触。バンドーンはブエミのマシンとシケインのウォールに挟まれ、マシンの右フロントとサスペンションにダメージを負ってしまいリタイアとなる。

 そしてファイナルラップにはトップのデニスに2番手以下のマシンが迫ってくるが、デニスは冷静なドライビングでこれに対処。首位の座をキープしたままチェッカーフラッグを受けた。

 ナトーが2位でフィニッシュしたが、リンとの接触によるペナルティで最終的に5位まで後退。この結果、3位でチェッカーを受けたロッテラーが2位に繰り上がり、コースアウトしながらも追い上げを見せて4位でフィニッシュしたリンが3位表彰台を手に入れている。

ジェイク・デニス(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)
ジェイク・デニス(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)
第6戦で優勝したジェイク・デニス(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)
第6戦で優勝したジェイク・デニス(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)
アンドレ・ロッテラー(タグ・ホイヤー・ポルシェ)
アンドレ・ロッテラー(タグ・ホイヤー・ポルシェ)
2020/21フォーミュラE第6戦の表彰式
2020/21フォーミュラE第6戦の表彰式
オリバー・ローランド(ニッサン・e.ダムス)
オリバー・ローランド(ニッサン・e.ダムス)


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