こうした再調整に対し、現在シリーズランキング首位を行くジャン-カール・ベルネイ(ヒュンダイ・エラントラN TCR/エングストラー・ヒュンダイN・リコモリ・レーシングチーム)は、週末併催が予定される電動ツーリングカー選手権『PURE ETCR(ピュアETCR)』との並行参戦も念頭に「忙しい週末になるだろう」との観測を語った。

「僕らには40kgものコンペンセーションウエイトが搭載されるし、BoPの調整により戦力図は変わる可能性がある。他ブランドと比較して、何が起こるか見てみることにしよう」と語ったベルネイ。

「同じ週末に後輪駆動の高出力EVマシンもドライブするから、競争力を高めるため、セッションの合間ごとにヒュンダイ・エラントラN TCRにすばやく適応する必要がある。でも、その挑戦をする準備はできているよ」

 一方、イバン・ミューラー(リンク&コー03 TCR/シアン・レーシング・リンク&コー)やサンティアゴ・ウルティア(リンク&コー03 TCR/シアン・パフォーマンス・リンク&コー)らとともに、3人でランキング2位をシェアするホンダのアッティラ・タッシ(FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR/ALL-INKL.DE・ミュニッヒ・モータースポーツ)も、前戦と比較して70kgも重くなるマシンにより「困難な週末に直面するだろう」との見通しを語った。

「シーズンのスタートはそれほど簡単ではなかったから、ポイントランキングで2位にいるのは素晴らしいことだね」と続けるタッシ。

「この週末にそれを維持しようとするのは良い目標だと思うけど、ウエイト加算の関係でアラゴンではより厳しい時間が予想される。昨季の最終戦(アラゴン)での僕らのペースを考えても苦しいけれど、今週末は最大限にプッシュするつもりだ」

 そのほか、新型モデル投入により厳しいBoP調整を課されていたコムトゥユー・レーシングのアウディ勢や、昨季最終戦でポディウム登壇を果たしているミケル・アズコナ(クプラ・レオン・コンペティションTCR/ゼングー・モータースポーツ・サービスKFT)らも、今週末のパフォーマンス向上が予想されている。

10kgのBoP重量と40kgのコンペンセーションウエイトを搭載するヒュンダイ・エラントラN TCR
前戦と比較して70kgも重くなるFK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRは、総重量1345kgとグリッド最重量級モデルに

本日のレースクイーン

前田星奈まえだせな
2026年 / D1グランプリ
VALINO GIRLS
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年12月号 No.1626

    特集 GAME CHANGER
    一夜にしてカテゴリーの趨勢を塗り替えた
    名車・名プロジェクト

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円