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投稿日: 2021.07.09 13:42

BTCCタイヤテストはBTCのホンダ・シビックが最速。トヨタ・カローラHVも周回重ねる

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海外レース他 | BTCCタイヤテストはBTCのホンダ・シビックが最速。トヨタ・カローラHVも周回重ねる

 総合5番手には2021年投入の新型クプラ・レオンBTCCに乗るジャック・ゴフ(チーム・ハード・ウィズ・オートブライトダイレクト)、同6番手に水曜午前のフルウエットで最速だったジェイク・ヒル(フォード・フォーカスST/MBモータースポーツ・アクセラレーテッド・バイ・ブルースクエア)が続き、以下クリス・スマイリー(ヒュンダイi30ファストバック Nパフォーマンス/ギンスターズ・エクセラー8・ウィズ・トレードプライスカーズ・ドットコム)、現王者アシュリー・サットン(インフィニティQ50BTCC/レーザーツールス・レーシング)、こちらも復帰組のダン・ロイド(ヴォクスホール・アストラBTCC/エイドリアン・フラックス・ウィズ・パワーマックスド・レーシング)、そしてTOYOTA GAZOO Racing UK加入のサム・スメルト(トヨタ・カローラGRスポーツ)が続くトップ10となった。

 また、チーム・ハードはここまでレギュラーを務めたグリン・ゲディーが「個人的な家庭の都合により」今季後半の参戦を見合わせると決めたことを受け、急きょ昨季シリーズデビューを飾ったジェームス・ゴーナルを招集。初日17番手、2日目は9番手でトップ10入りを果たし、総合15番手に食い込んだ代役が、そのまま新型クプラのシートに収まる公算が強まっている。

 一方、シリーズ公式のテストベッド車両として約1年前にシェイクダウンを果たした共通ハイブリッド機構搭載のトヨタ・カローラBTCCハイブリッドも走行を重ね、今回はダレン・ターナーからバトンを引き継いだアンドリュー・ジョーダンがドライブを担当。21番手だった火曜に対して2日目は12番手まで浮上し、首位シェドンのシビックから約1秒差のラップを記録した。

「僕らはすでにアングルシー島のトラックで何日間かテストをともにしてきたが、他のマシンと一緒に走れる今回はパフォーマンスレベルの評価と走行距離を稼ぐことが最大の狙いだった」と説明した元ウエスト・サリー・レーシング(WSR)のエースを務めたジョーダン。

「来季ハイブリッドが導入された際に、誰もがその信頼性に安心できるよう、純粋にリライアビリティを念頭に置いて、誰よりも多くのラップを重ねた。開発プロセス中には当然、主にソフトウェアの微調整などマイナーなトラブルが発生するものだけど、それらは順調に処理できたよ」と続けたジョーダン。

「このプロジェクトに関わることができて本当にうれしいし、できる限りのフィードバックを提供したい。今回は心から楽しむことができた」

 この2日間で28名のドライバーがセッションに参加し、2300周以上を完了して5000マイル(約8000km)以上の活用可能なデータを収集。続くBTCC第4戦はここオールトンパークで、7月31日~8月1日の週末に再開される。

今季からTGRのフルカラーに移行したSpeedworks Motorsportは、サム・スメルト(トヨタ・カローラGR Sport)がトップ10に入った
急遽テストに招集されたジェームス・ゴーナルは、初の新型クプラ・レオンBTCCで2日目に9番手を記録
テスト車両の『トヨタ・カローラBTCCハイブリッド』はアンドリュー・ジョーダンがステアリングを握っている


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