そんな事態を横目にマウントパノラマ攻略に意欲を見せたのがプジョー勢で、レース1に向け自身初のポールポジションを奪ったGRMのキャメロンは、スタートから同じくプジョーに乗るベン・バルグワナ(バーソン・オートパーツ・レーシング/プジョー308 TCR)との好バトルを展開。

 左90度のターン1をクリアしたバルグワナは、ポールシッターに並び掛け2台のプジョーがサイド・バイ・サイドでマウンテンストレートを疾走していく。しかしターン2を前にインサイドを抑えたキャメロンは、そのままライト・トゥ・フラッグで10周のレースを制覇した。

 2位バルグワナに続く3位表彰台には、オーバーヒートでマシンを止めたジョーダン・コックス(Swyftx GRM/プジョー308 TCR)に代わりディラン・オキーフ(シェフラーGRM/プジョー308 TCR)が入り、プジョーがワン・ツー・スリー・フィニッシュを飾る結果となった。

 続いて現地17時過ぎに始まったレース2は、こちらもRSC経験者のマイケル・カルーソ(アシュリー・スワード・モータースポーツ/アルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェTCR)がリバースポールからスタートを切るも、オープニングの接触バトルを挽回したスウィーニーが11秒のマージンを築く圧巻の逆転劇でシリーズ初優勝を飾った。

 そして日曜の午前10時を回った最終ヒートは、前日勝者のキャメロンがポールシッターのジェームス・モファット(ルノー・スポールGRM/ルノー・メガーヌR.S.TCR)を出し抜き、早々にリードを奪う展開に。

 その後、彼のルノーはオキーフのプジョーに責め立てられ、接触からスピンを喫し8番手に後退。一方、レース2覇者のスウィーニーは初代シリーズチャンピオンで現RSCレギュラーのウィル・ブラウン(MPC/アウディRS3 LMS)とのバトルを制し2位表彰台を獲得すると、ブラウンは自身の古巣から参戦するジョシュ・バカン(HMOカスタマーレーシング/ヒョンデi30 N TCR)への接触でペナルティを課され、そのバカンが繰り上げで2戦連続の3位ポディウムを獲得している。

参戦2年目の新鋭ベイリー・スウィーニー(HMO Customer Racing/ヒュンダイi30 N TCR)も、レース2でシリーズ初優勝
レース3は表彰台圏内を争った数台がペナルティで消える波乱の展開に
TCRオーストラリア第3戦は、5月の最終週末にシドニー・モータースポーツパークで開催される

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