一方、2021年限りでフルタイム参戦を終了し、今季よりチームのマネジメント職を担うウインカップは、自身の代名詞でもあったカーナンバー“88”を引き継いだフィーニーとともに、再びマウントパノラマのグリッドに並ぶこととなった。

「そう、この2022年は彼が88号車のドライバーを務めているから、そのお祭りの週の間はみんなと一緒に、久しぶりのクルマに“ダイヤルイン”するのを楽しみにしている。そしてもちろん、可能な限りレースで互いに助け合うつもりさ」とウインカップ。

「トリプルエイトのメンバー全員は、どのクルマが今回の“Great Race”に勝つかを気にしないことを保証できるよ。だって、誰が勝っても全員がうれしい気持ちに変わりはないんだからね」

 そして今季も選手権リーダーの座を独走するディフェンディングチャンピオン“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲンは、こちらもトリプルエイトとともにシリーズタイトルを獲得した“顔”のひとり、ガース・タンダーとのペアで出場する。

 その他、ホールデン陣営のエレバス・モータースポーツは、数年前からプロジェクトを発表しながら、COVID-19の州境封鎖規制などで毎年のように立ち消えになっていたグレッグ・マーフィー/リッチー・スタナウェイ組の復活エントリーを確認。地元通信大手ブースト・モバイルのサポートによりコモドアZBを走らせる。

 また、フォード陣営からはマスタングの参戦も決定し、こちらはシェルVパワー・レーシングを運営するホモロゲーション登録チーム、名門ディック・ジョンソン・レーシングから「最小限の技術的サポートを受ける」かたちで、現在はSuper3に参戦するアンダーソン・モータースポーツがエントラントとなる。

 代表のマイケル・アンダーソンは、ワイルドカード枠での参戦承認を得て元DJRマスタングの機材一式を購入。来季トップカテゴリーが“Gen3”へと移行するのに合わせて、現行マスタングでの来季Super2昇格を見込んでの投資となる。

 これで3台のワイルドカード枠を含む、全28台がグリッドに並ぶことが確定した2022年の『レプコ・バサースト1000』は、10月6~9日に“聖地”マウントパノラマで開催される。

今季よりチームのマネジメント職を担うジェイミー・ウインカップ(右)も、自身の代名詞でもあったカーナンバー“88”を引き継いだブロック・フィーニーとともに、再びマウントパノラマへ
今季よりチームのマネジメント職を担うジェイミー・ウインカップ(右)も、自身の代名詞でもあったカーナンバー“88”を引き継いだブロック・フィーニーとともに、再びマウントパノラマへ
今回の『バサースト1000』では約3年ぶりに、市街でのドライバーズパレードやオートグラフ・セッションが復活の予定だ
今回の『バサースト1000』では約3年ぶりに、市街でのドライバーズパレードやオートグラフ・セッションが復活の予定だ
COVID-19の州境封鎖規制などで毎年のように立ち消えになっていたグレッグ・マーフィー/リッチー・スタナウェイ組も復活エントリーを確認
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