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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.02.28 20:00
更新日: 2017.04.25 17:42

TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第1戦デイトナ レースレポート

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing 2017年NASCAR第1戦デイトナ レースレポート

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第1戦 NextEra Energy Resources 250
開催日:2月24日

4台の“トヨタ・タンドラ”がトップ10フィニッシュ

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第1戦「NextEra Energy Resources 250」が2月24日(金)にデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催された。

 24日(金)午後7時57分、2.5マイルオーバルを100周(250マイル:約400km)して競われる決勝レースがスタート。第1ステージ、第2ステージはそれぞれ20周、最終第3ステージが60周というフォーマットで争われた。

 2周目に入ったストレートでいきなり“ビッグ・ワン”が発生。14台が絡む多重クラッシュで、ノア・グラッグソン、ライアン・トゥルーエクスらがレースを終えることとなってしまった。

 ステージ1終了直前の20周目、アウト側先頭にいたクリストファー・ベルがバランスを崩しスピン。イン側にいたブレット・モフィットに接触。そのままステージ1は終了となり、ティモシー・ピーターズが2位、ベン・ローズが3位に入った。

 ステージ2でもベテランのピーターズがポジションを守り5位、ローズが6位、クラッシュから復帰したベルが7位でフィニッシュ。

 46周目にステージ3の再スタートが切られると、47周目にはベルが首位に浮上。ここにローズも加わり首位を争った。しかし、71周目、首位を争っていたベルがふたたびバランスを崩しコースオフ。ダメージは大きくなかったもののポジションダウン。

 レースは残り5周でスピン車両によりイエローコーションが出され、残り2周で決されることに。中盤トップ10を争う位置からポジションを上げてきたベテランのマット・クラフトンが4位と好位置から再スタートを切ると、チームメイト2台を従えたドラフティングでトップ争いを展開。

 ファイナルラップ、僅差の首位を行くクラフトンと追うライバルとは3ワイドでの激しいバトルとなったが、クラフトンがインに入ったところで、アウトにいたローズがターン2でバランスを崩し、イン側のクラフトンに接触。

2017NASCAR開幕戦デイトナ クリストファー・ベル(トヨタ・タンドラ/4号車)
2017NASCAR開幕戦デイトナ クリストファー・ベル(トヨタ・タンドラ/4号車)

 クラフトンは1回転しながら宙を舞い、後続も大混乱の“ビッグ・ワン”に。クラフトンは無事だったが14位フィニッシュ。混乱をかわしたオースティン・ウェイン・セルフが2位。ベルが8位、J.J.イェリーが9位、マイアット・スナイダーが10位と、“トヨタ タンドラ”は大荒れのレースで4台がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第2戦は3月4日(土)にアトランタ・モーター・スピードウェイで開催される。

ドライバー クリストファー・ベル:

「我々の“トヨタ・タンドラ”はとても速く、望み通りに上位で走ることができた。リードラップも獲得できたし、ステージ1の終盤までは好調だった。しかし、スピンの後は100%の感触ではなくなってしまった」

「チームは5分以内の作業を上手く使って修復してくれ、8位までポジションを戻してレースを終えることができた。次戦アトランタはさらに上位を目指す」


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