NASCAR XFINITY SERIES
第3戦 Boyd Gaming 300
開催日:3月11日

ダニエル・スアレツが3位
カイル・ブッシュは7位フィニッシュ

 3月11日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第3戦「Boyd Gaming 300」がラスベガス・モーター・スピードウェイで開催された。

 11日(土)決勝レース直前に行われた予選では、ラスベガス出身のカイル・ブッシュが前戦アトランタに続く2戦連続のポールポジションを獲得。今季よりカップ・シリーズにステップアップ、今大会もスポット参戦となるメキシコ人ドライバー、ダニエル・スアレツが3番手、マット・ティフトが6番手につけて決勝に臨んだ。

2戦連続のポールポジションを獲得したカイル・ブッシュ(#18)
2戦連続のポールポジションを獲得したカイル・ブッシュ(#18)

 午後1時16分、砂漠の中の強い日差しと25度を超える気温の下で、1.5マイルオーバルを45周、45周、110周の3ステージ計200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタートした。

 カイル・ブッシュはポールポジションから首位をキープ。これを2位にポジションアップしたスアレツが追う展開。カイル・ブッシュは1度も首位の座を譲ること泣くステージ1を制した。スアレツは上位争いに留まり6位、ティフトもトップ10へ浮上し7位でステージ1を終え、ポイントを獲得した。

 ステージ2は前戦同様、調子を上げてきたカップ・シリーズドライバーによる上位争いが展開。カイル・ブッシュは首位の座こそ譲ったものの上位に留まり、ステージ2は2位フィニッシュ。スピンを喫しながらポジションを取り戻したティフトが9位、スアレツが10位となった。

 ステージ3はスタート前のピット戦略がチーム毎に異なり、スタート時こそカイル・ブッシュとティフトは順位を落としたものの、すぐに上位に復帰。

 しかし、この日レースの大半をトップ10圏内で走行し続けたティフトは残り9周というところで前車をパスしようとしてスピンを喫し、壁にヒット。ガレージでの修復を余儀なくされ、レースを終えることとなってしまった。

 残り4周で再スタートが切られると、スアレツが好ダッシュを決めて前を行くカイル・ブッシュをパス。トヨタ勢最上位の3位でフィニッシュ。カイル・ブッシュは7位でレースを終えた。

 次戦第4戦は3月18日(土)、フェニックス・インターナショナル・レースウェイで行われる。

3ステージ全てを制し今季初勝利を挙げたマーティン・トゥルーエクス・Jr.
3ステージ全てを制し今季初勝利を挙げたマーティン・トゥルーエクス・Jr.

ドライバー ダニエル・スアレツ:
「このシリーズのレースに参加し、勝利を争うのはいつでも楽しい。とてもアグレッシブなドライバーが揃っていて、エキサイティングなレースが出来る」

「レース終盤、我々の”トヨタ・カムリ”はショートランでは速かったが、幾つかの理由でロングランでは望み通りの速さにはならなかった。それで幾つかポジションを落としてしまった」

「しかし、クルーチーフやチームクルーは本当によくやってくれて、ピット作業でも何度も順位を上げられた。家族であるこのチームに感謝したい」

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