来季イギリスGP開催契約のための条件に合意しないシルバーストンに対して、バーニー・エクレストンは、イギリスGPだけ特別扱いをして料金を値下げするわけにはいかず、イギリスGPはF1において絶対に必要なものではないと述べた。

 ドニントンパークが来季イギリスGP開催のための再開発費用を確保できなかったことを明らかにし、代替地として、これまで同GPを開催してきたシルバーストンが有力であると見られている。しかしエクレストンはシルバーストンに対して18カ月前に両者が合意できなかった条件と同じ提案をしており、シルバーストンがこれを拒否していると言われている。

「シルバーストンは、商業的に実現可能な契約を提示されていない」とスポークスパーソンはイギリスのデイリー・エクスプレス紙に対して述べている。
 これに対してエクレストンは怒りを表し、この契約が受け入れられないのであれば、イギリスGPは開催されないであろうと警告した。
「シルバーストンには契約が提示されている」というエクレストンの発言がデイリー・エクスプレス紙に報じられている。
「来年のイギリスGPを開催するための商業的な取り決めはなされていない。だからこそ、2010年カレンダーには注釈が付されていたのだ」
「もし彼らがうまくやることができなければ、イギリスGPは開催されない。簡単なことだ」
「誰も彼らに強制してはいない。これはビジネスだ。我々は彼らに契約を提示した。彼らに提示された契約は我々が望んでいるものだ。我々としては要求額を下げるつもりはない」
「イギリスGPは必要か? 答えはノーだ。もちろんイギリスGPを開催したいと思っているが、イギリスだけ特別料金にするつもりはない」

「イタリアは毎年モンツァでグランプリを開催しているので、伝統のレースだといえる。モナコもいつも同じ場所でやるので伝統の一戦だ。イギリスやフランスは3カ所のサーキットで開催してきた。彼らは伝統のレースだからといって値引きを要求しているが、私に言わせれば、伝統のレースなどではない」
「多数の国々がグランプリを開催したがっている。イギリスのような主要国よりも他の国々に対してより多くの金を要求するのは、フェアと言えるだろうか」
「交渉に関して交渉するために交渉を行うつもりなどない。なんとかうまくやろうではないか。彼らは金をつくれるはずだ。それは彼ら次第だ」

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