韓国国際サーキットは5日、10月のF1韓国グランプリに続くイベントとして、かつて韓国で開催されていた国際F3レース、『コリア・スーパープリ』を復活させ、11月26日〜28日に開催すると発表した。
かつて1999年から2003年にかけて、韓国のチャンウォンで開催されていたコリア・スーパープリは、マカオに続く国際F3イベントとして開催され、現在F1で活躍する多くのドライバーがレースを戦った。初年度にはジェンソン・バトンがダレン・マニングに次ぐ2位に入り評価を上げたほか(3位はブノワ・トレルイエ)、ナレイン・カーティケヤンやニコ・ロズベルグ、ロバート・クビカ、ヘイキ・コバライネン、佐藤琢磨、最終年にポールを獲得したルイス・ハミルトンほか、多くのF1ドライバーが戦った。2002年には小暮卓史が2位、松浦孝亮が3位に入っている。
今回復活するコリア・スーパープリは、現在建設されている韓国国際サーキットで、F1を10月に開催した後、11月末にマカオGPに出場したドライバーがそのまま“フライアウェイ”として出場する計画を立てているようだ。
レースは5.615kmのフルコースを使用し、金曜日にテストセッション、土曜に予選、日曜に予選レース/決勝が行われるという。KICではマカオGPのオーガナイザーでもあるバリー・ブランド氏をコンサルタントに迎え、開催を目指していくという。
韓国国際サーキットは現在F1開催に向けて建設が進められているが、建設の遅れから開催が危ぶまれる声が上がっている。