バルセロナでグランプリレースに復帰
2010年5月12日
1991年のF1参戦以来、20年の時を経てピレリがフォーミュラーレースに復帰しました。
ピレリは、今期からスタートしたGP3のコントロールタイヤサプライヤーとしての契約を締結し、5月7日〜9日にスペインのカタルーニアサーキットで開催された第1・2戦からタイヤの供給を開始しています。GP3はGP2の直下のカテゴリーとして発足され、GP2はF1への足がかりとされています。GP3は全 9戦中8戦がF1の前座レースとして催され、今回もスペイングランプリと同時開催でした。
GP3のコントロールタイヤとして使用されているのは新たに開発した 13インチのPZeroです。コンパウンドはソフト、ミディアム、ハードがあり、いずれかがレースの1週間前にノミネートされます。今回のバルセロナではミディアムコンパウンドが使用されました。
記念すべき第1戦を制したのはノルウェー人ドライバー、パル・バーホーグ(Jenzer Motorsport)で、第2戦はアメリカのアレクサンダー・ロッシ(ART)が優勝を飾りました。
参戦した全選手のタイヤに対する印象は上々で、彼らのレースデビューを飾るに十分安定しておりかつ信頼できるタイヤであったと評価されています。
ピレリのレーシングマネージャー、マリオ・イソラのコメント:
「我々にとっての新しい一歩を踏み出すことができたことは大変嬉しい。今後、状況を見ながらGP3オーガナイザーとチームと協議してタイヤを改善していくことになるだろう。スタートとして、タイヤは完璧に性能を発揮したしドライバーたちもそのことを実感してくれた。グランプリのパドックで久しぶりにピレリの黄色いトラックを見ることができるのは素晴らしいことだ。今後のシーズンが楽しみだ」
ピレリは2011年からのF1タイヤ供給を視野に入れ、正式にFIAへ入札しました。
ピレリの最後のF1参戦は1991年シーズン末のカナダグランプリです。この時はネルソン・ピケ(ベネトン・フォード)が優勝を飾っています。
