2010年からF1に参戦するヴァージン・レーシングは3日、新規参戦チームの先陣を切って、すべてCFDを用いてデザインされたという初のF1マシン、VR-01を公開した。
チームの公式リリースによれば、このVR-01は数値流体力学によってコンピューターで計算され、コストのかさむ風洞実験を経ずに製作されたマシンだという。ニック・ワース率いるワース・リサーチが担当した。
VR-01の発表は同様の理由により、“費用のかさむ”発表会を行わずすべてネット上で行われることとなった。この後マシンはヘレステストに備えて、いったんシルバーストンに送られるという。