自動車部品や配電盤などの製造販売を行っているアスカ株式会社は12日、岡山国際サーキットの株式をすべて取得し、アスカ株式会社の子会社とすると発表した。

 岡山県美作市にある岡山国際サーキットは、1990年に、タナカインターナショナルが建設しオープン。1994年〜95年にはF1パシフィックグランプリを開催したほか、2008年〜2010年にはWTCC世界ツーリングカー選手権を開催した実績をもつ。

 また、国内レースでもJGTC/スーパーGTが1999年からシリーズ戦を開催、スーパー耐久や全日本F3も開催されてきた。レース以外にもテストなどに活用されており、今週末もスーパーGTの公式合同テストが開催される。

 12日、アスカ株式会社が発表したところによれば、2004年から株式を保有しているユニマットホールディングが所有する3000株を3月28日に取得する予定で、株式会社岡山国際サーキットを子会社にするという。アスカ株式会社によれば、産業空洞化が進んでいることから、為替の影響を受けにくい事業への参入を図ることが目的の株式取得だという。

 また、アスカ株式会社では岡山国際サーキットを基盤として、既存事業における自動車関連企業への受注活動や、商品開発および技術開発が展開できると判断したという。

 モータースポーツファンにとって、親会社の変更によって今後岡山国際サーキットがどうなるのかというのも気になるところではあるが、オートスポーツwebの取材に対し、「基本的には今までと何も変わらない状況で、レースも開催していきます」ということだった。

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