2011年F1第18戦アブダビGPは、現地時間11日にアブダビのヤス島にあるヤス・マリーナ・サーキットで幕を開け、マクラーレンのジェンソン・バトンがフリー走行1回目のトップタイムをマークした。

 快晴のもとでスタートしたアブダビGPのフリー走行1回目。初日は午後1時からの走行に続き、夕方の午後5時から2回目のフリー走行が予定されている。

 この1回目のセッションでは、元ルノーのロメイン・グロージャンがロータス・ルノーGPから久々にグランプリに復帰。ブルーノ・セナに代わってステアリングを握った。トロロッソはテストドライバーのジャン-エリック・ベルニュを起用。ヴァージンからは今季のフォーミュラ・ルノー3.5シリーズでチャンピオンを獲得したロバート・ウィケンスがF1初登場を果たした。

 今回ピレリは、ヤス・マリーナ・サーキットにホワイトのミディアムとイエローのソフトタイヤを持ち込んだ。また、彼らが2012年に向けて開発を進めている試験用のソフトタイヤを各チームに2セット追加で供給している。

 90分のセッションでは、開始30分過ぎから各車が徐々にタイム計測をスタートさせ、多くが25周前後を走行。そのなか、トップタイムをマークしたのは、マクラーレンのバトンで、タイムは1分40秒263を記録。2番手にはレッドブルのマーク・ウエーバー、3番手にはバトンのチームメイト、ルイス・ハミルトンとなった。

 5、6番手につけたフェラーリ勢は、フェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの2台がブレーキングで同じようにリヤを滑らせコースオフするシーンを何度か見せ、その後もドライバーはマシンの不安定な挙動に苦しめられるシーンが続いた。

 ザウバーの小林可夢偉は、セッション開始直後からギヤボックストラブルに見舞われ序盤を走れず。残り30分付近でようやくコースに復帰したものの、周回数は20周に届かず、タイムも17番手に終わっている。

 ウイリアムズのルーベンス・バリチェロはわずか4周目にマシンがストップしてタイムを記録できず。ロータス・ルノーGPのビタリー・ペトロフはセッションの終了間際に、マシン前方のエキゾースト付近から火花が出るトラブルに見舞われ、セッションを終えた。

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