ルノーのフェルナンド・アロンソが、自らのサイクリングチームを設立して、近い将来に自転車競技の最高峰レースであるツール・ド・フランスへ参戦する用意があることを明らかにした。
多くのスペイン人同様、このスポーツのファンであるアロンソは、今月初めにモナコをスタートして26日にパリのシャンゼリゼでフィナーレを迎えた伝統のレースを大いに楽しんだと語り、本格的な準備へ更なる関心をもったと認めた。
「サイクリングは、僕が楽しみとしているスポーツだよ。そう、チームを始めたいんだ」とアロンソは、F1ハンガリーGPのパドックでラジオ・モンテカルロに対して語っている。
噂では、現在マクラーレンを支援しているスペインのサンタンデール銀行がチームを支援すると言われており、またアロンソは、モンテカルロにおいて今年のツール・ド・フランスを制した同じスペイン出身のアルベルト・コンタドールと話し合いをもった様子のようだ。
「コンタドールは、あと1年チームとの契約を残している」とアロンソ。「それ以降なら多分、可能性があるだろう。様子をみてみよう」
コンタドールの所属するアスタナ・チームは、今後の参戦が未だハッキリしていないとされ、今年のレースでチームメイトだったランス・アームストロングに至っては、つい最近になって新チームを設立したことを明らかにしている。
