フェラーリのフェルナンド・アロンソは、2010年F1の熾烈な戦いの中で、チャンピオン候補の最有力チームはフェラーリであると断言した。
4戦を終えた段階で、アロンソとフェラーリは開幕戦に1勝したのみで、コンストラクターズ選手権ではマクラーレンに、ドライバーズ選手権ではジェンソン・バトンとニコ・ロズベルグに負けている。しかしアロンソは、フェラーリは絶対に巻き返すと自信を見せている。
「予選ではレッドブルが最速だ。彼らはとてつもなく速い。でもレースでは僕らも彼らと同等の速さを持っている」とアロンソは、イタリアのコリエレ・デラ・セラ紙に対してコメントしている。
「マクラーレンはマシンを非常に早く開発する能力を持っている。だが僕らもそうだ。全体的に見ると、フェラーリがチャンピオン候補の本命だ」
「(スペインでフェラーリのためにレースをするのは)ポジティブとしかいいようのないことであり、アドバンテージになる。ファンの皆は大きな期待を抱いている。彼らを失望させないように僕らは全力を尽くすつもりだ」
「(タイトルを獲るためには)まずはいいデザインのマシンが必要だ。今の規則ではやれることは限定されているけれど、その中でマシンを開発していかなければならない。勝つためには幸運に恵まれる必要があり、すべてがうまくいかなければ無理だ」
「チームが一番重要だ。まずファクトリーで、その後サーキットの現場で彼らがどういう仕事をするかがね。ドライバーが占める割合はほんのわずかだ。それでもドライバーもトップでいなければならないし、常に一貫したパフォーマンスを見せなければならない。時々100%の力を見せるよりは、常にどんな状況でも98%の力を発揮できる方が重要だ」
「僕は最強のチームに加入し、そのポテンシャルを最大限に引き出したいと思ってきた。でもフェラーリはそれ以上の存在だった」とアロンソ。
「情熱、哲学、生き方――そしてその感情が人々の間に広がっていく。フェラーリも僕もレースに対して激しい情熱を抱いている。冷静なチームにいる時は少し変な感じがしたが、ふたりのラテンドライバーが走ることはフェラーリにとって大きなモチベーションになる」
「フェラーリと僕は別々の道を進んできた。でも2010年、僕らはついにひとつになることができた。そして僕らはお互いのために準備が整っていたことがはっきりしたんだ」
