フェルナンド・アロンソのDRSが指定エリア外で“誤作動”したとされる問題で、FIAがすでに調査に乗り出していることが分かった。

 上海インターナショナル・サーキットのDRS(ドラッグ・リダクション・システム)ゾーンは長いバックストレートに設けられ、そのストレートエンドにあるヘアピンの750m手前から使用可能エリアが開始になり、ブレーキを踏んだところで終わる。

 しかし決勝では、まだアロンソがシューマッハーの後ろを走っていた23周目に、ヘアピンと次の最終コーナーの間でフェラーリのDRSが作動しているところがテレビ視聴者によって確認されている。

 これについてイギリスのBBC Sportは、その周にアロンソのDRSが“オフセット”になっていたことが問題の原因であるとレポートした。つまり、アロンソのDRSはストレートエンドの300m手前ではじめて使用ができる状態にあり、その分ヘアピン後の短い時間も利用できたということのようだ。

 アロンソはこれによってアドバンテージを得るどころか、逆に不利な状況に陥っていたので、ペナルティは与えられなかったと見られる。

 FIAは、このエラーを引き起こした原因ついて、今も調査を行っている。アロンソは一週間前のマレーシアGPでもDRSのトラブルを抱えていた。

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