イタリアF3で活躍したふたりの若手ドライバーが、今月15日にフェラーリF1マシンでテスト走行を行った。
このテストは、イタリアF3のタイトル獲得の褒賞として実施されたもので、シリーズチャンピオンのセルジオ・カンパーナ(イタリア)とトップルーキーに輝いたマイケル・ルイス(カナダ)が、2009年スペックのフェラーリF60を走らせた。
ふたりは、バレルンガの1周4.085kmのコースを40周以上走る機会に恵まれ、チャンピオンのカンパーナはトータル43周で1分20秒600をマーク。一方のルイスは、45周を走り、1分21秒040というタイムを記録した。
イタリアのモータースポーツ連盟CSAIは、フェラーリと協力し、若手ドライバーにチャンスを与えるため、2008年からこの賞をスタートさせた。この日のテストは、一般にも無料で解放され、地元のティフォシたちが将来のフェラーリ候補生の走りを見守った。