今季のIZODインディカー・シリーズのラスベガス戦では、シリーズに参戦していないドライバーを広く募り、そのドライバーが優勝した場合500万ドル(約4億円)の賞金が与えられることがアナウンスされているが、アレックス・ザナルディにこのラスベガス戦への出場がオファーされていることが明らかになった。
1997年、98年とCARTシリーズで伝説的な強さを見せつけ、アメリカではいまだに高い人気を誇るザナルディ。F1参戦後、2001年にドイツのラウジッツリンクでの事故でザナルディは両足を失う大クラッシュに見舞われるが、03年にはラウジッツリンクで再びマシンに乗り込み、手動で操作できるマシンで“果たせなかった13周”を完走。その後はWTCC世界ツーリングカー選手権で優勝を飾るなど、不屈の闘志で世界中を感動させた。
そんなザナルディはWTCCから退いた後はハンドサイクルに挑戦していたが、ビッグイベントであるベガス戦に向けて、インディカー・シリーズはザナルディにレース参戦をオファー。ザナルディは英AUTOSPORT誌に対してオファーがあったことを認めた上で、次のようにコメントしている。
「確かにベガス戦の出場に対して話はしたよ」とザナルディ。「でも、(インディカー・シリーズ代表のランディ・バーナード)は真剣じゃなかったと思うな。僕はもう年を取ってしまったし、マシンをドライブすることは今でも好きだけど、それは別の話だ」
ザナルディはラウジッツリンクでの“13周”以来、シングルシーターのマシンのコクピットには収まっていない。
