ウイリアムズのロブ・スメドレーは、2016年のマシンの一番の目標は空力を大幅に変更することだとし、風洞でのテストに注力していくと語った。

 新規定2年目の今季もコンストラクターズ3位を獲得したウイリアムズは、比較的早い段階で選手権3位が見えてきたこともあり、9月のシンガポールGPを最後にFW37のアップデートを終了。2016、17年用のマシン開発に乗り出した。

 今季マシンの開発を止めてしまった分、終盤戦は苦戦を強いられることになったウイリアムズだが、この動きの結果は必ず来年のマシンに生かされるだろうとスメドレーは自信を持っている。

「我々は格段の進歩をすることができたが、フェラーリ、レッドブルも格段に進歩を遂げているはず。ただ我々は確実に的を得た開発ができたと思う。我々はいつも開発項目だけをただ見るのではなく、空力エリアの開発や他の重要な部分にも常に目を配っている。それは順調に進んでいるから、来年のマシンが楽しみだよ」

 来年のマシンに関する動きは他チームでも始まっており、マクラーレン・ホンダではフェルナンド・アロンソが最終戦のアブダビGPで来季用パーツを先行投入していた。
 すでに開発を始めていたウイリアムズにとっても同様のことは可能だったが、スメドレーは「持ち込んでいない」という回答だった。

「現在、風洞でテスト中だけど2016年のマシンは2015年のマシンと比べて明らかに違う。特にエアロダイナミクスの部分では流用というような事ができないんだ。他の開発パーツについても、メカニカルデザインも同様だ」

「通常、メカニカルな面で著しくラップタイムを向上させる場合は、パッケージごとのアップデートが必要になる。今回、グローブのファクトリーで行っている風洞テストの結果から得られたパッケージをもとに仕上げれば、著しい変化が見られると思う」

 シーズン終盤を犠牲にして2016年のマシン開発に注力してきたウイリアムズ。そのニューマシンは今季仕様とは全くの別物に仕上がるようだ。どのようなマシンが来年アンベイルされることになるのか、注目だ。

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