ハンガリーGPの決勝でキミ・ライコネンから接触スレスレの幅寄せを受け、2番手のポジションを失ったロメイン・グロージャンだが、特別ライコネンの行為に悪意は感じていないと述べた。
グロージャンは2番手を走行していたレース終盤に、2度目のピットストップを終えてコースに復帰してきたライコネンと1コーナーでサイド・バイ・サイドの状態に陥った。
2台はイン側にライコネン、アウト側にグロージャンという並びでホイール・トゥ・ホイールのままコーナーの立ち上がりに差しかかったが、ライコネンはグロージャンにスペースを与えることなくポジションを奪い、最終的にグロージャンはコース外へと押しやられた。
彼は、ライコネンのアグレッシブな動きにもかかわらず、双方のドライバーが自分のポジションを守ろうとした結果の動きであり、スタート時にベッテルを防御した自身のドライビングも擁護した。
「キミとは接近していた。彼はやるべきことをやっただけだと思う」と、グロージャンは語っている。
「僕はタイヤにマーブルを拾い、リカバーに苦労した。それがそこで起きたことだ」
「僕がイン側でセブに問題が起きなかったように、キミも同じ状況だった」