ロータス代表のエリック・ブーリエが、フェラーリへの復帰説が持ち上がっているキミ・ライコネンの去就に触れ、来シーズンもライコネンがチームに留まるとの考えを示した。
ハンガリーGPの週末、ライコネンが2013年にフェルナンド・アロンソのチームメイトとして跳ね馬に再加入するのではないかと噂になり、パドックの話題となった。
このニュースはフェラーリ関係者の話として報じられ、復帰に際してもライコネンとルカ・ディ・モンテゼモロ会長の以前からの緊張関係が大きな障害になると伝えられている。
これについて、当のライコネンも「将来については、何が起きるか分からない」と、フェラーリ復帰に含みを持たせており、ついにはロータス代表のブーリエも噂の火消しに乗り出すかっこうとなった。
「私は、キミのなかにフェラーリ復帰の計画があるなんてことは承知していない」と、ブーリエは語っている。
彼は来シーズンもライコネンとチームメイトのロメイン・グロージャンのふたりをキープするつもりかどうかを尋ねられると、次のように答えた。
「確かにね。彼らが去る理由が見当たらないよ」
ライコネンは、現状のロータスに満足していると語っているが、すでにパワステを巡る問題でチームとの関係が悪化したのではないかとも報じられている。
ロータスとライコネンがF1復帰の際に結んだ契約は2年間とされている。