ロータスのロメイン・グロージャンは、今シーズンここまでの6戦の自分の走りを振り返るとモナコ以外には満足していると語った。

 昨年はクラッシュが多かったグロージャンは、今年は着実に入賞を重ねていたが、モナコではプラクティスからクラッシュを繰り返し、決勝ではダニエル・リカルドに追突、リタイアを喫した。このクラッシュの原因を作ったとして、グロージャンはカナダGPでは10グリッド降格されることが決定している。

「ジェットコースターみたいな週末だった」とグロージャンはモナコを振り返った。
「クルマに速さがあったことを考えれば、もっといい結果を残せたはずだった。モナコでバリアに接触したいと思う者などいない。速く走ることと速く走りすぎることの間には微妙なバランスがある。僕自身が示したように、ミスできる余地は本当に小さい」

「ポジティブな点は、マシンをさらに改善することができ、週末を通してより予想しやすくなったことだ。それによってかなり助けられた。僕らにはトップ3に入る速さがあった。でも残念ながら予選で目指していたポジションを獲得することができなかった。そしてモナコでは順位を上げるのがほぼ不可能なんだ」

「ダニエルの後ろで押さえられ、結局モントリオールで10グリッド降格というとても厳しいペナルティを受けることになった。でも順位を上げられるようなベストの戦略を見つけ出すために努力するよ」

 モナコの週末でクラッシュをするたびに、懸命にマシンの修理をしたクルーに「1杯おごる」と述べていたグロージャンだが、まだ約束を果たせていないということだ。

「まだ実現していないんだ」とグロージャン。
「でも今年のうちにスペシャルなディナーをおごるつもりだよ。何かお祝いできるようなことが起きた時に実現できるといいな」

 ここまでの6戦を振り返って自分のシーズンをどう評価するかと聞かれ、グロージャンはモナコ以外には満足していると答えた。
「リザルト上では目指していたほどうまくいっていないけれど、ここまでの自分のパフォーマンスに関してはモナコ以外は満足している。毎回ベストを尽くしているし、速さもあるし、毎戦クルマを改善できている。僕がしなければならないのは、ベストを尽くすことだ。そしてその結果どこまでやれるのかを見るだけだ」

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