バーレーンF1合同テスト2日目の20日、前日に引き続きロータスのロマン・グロージャンがE22で走行を行った。
ヘレスでの最初の合同テストを欠席したロータスは、バーレーンで新車を正式デビューさせたが、初日にはルノーのパワーユニットのエネルギー貯蔵ユニットに問題が発生、グロージャンは8周しか走れなかった。
2日目もパワーユニットなどに問題を抱え、グロージャンが走った周回数は18周にとどまり、1分41秒670で10番手となった。
トラックオペレーションディレクターのアラン・パーマンは、残りのテストで十分な距離を走れるよう、問題解決にあたっていると述べた。
「ここでは典型となるペースでたくさんのラップを走ることを目指していたが、その目標には届かなかった」
「ここまで走ったペースで見るとマシン自体はいいと思う。でも我々の今のレベルでの周回からしか学び取ることはできない」
「やるべきことが多いことは明らかであり、ここでのテストから貴重なデータを集められるような状況に持っていくため、全力を尽くしている」
この日で今週のテストでの走行を終えたグロージャンは、十分に走行できなかったことは残念だと語っている。
「今日はいくらか周回できたけれど、まだやるべきことは残っている。できるだけたくさんの周回を重ねたかったから、悔しい2日間だった」
「でも少なくともマシンについて学んだことはあった。来週のテストでどこまで進歩しているか確認するのを楽しみにしている」