IZODインディカー・シリーズに参戦するサム・シュミット・モータースポーツは、2012年のドライバーとしてサイモン・ペジナウと契約したと明らかにした。
サム・シュミットは来季ホンダエンジンを継続使用するチームのひとつだが、2011年の最終戦ではダン・ウェルドンを事故で失い、一時はオーナーのサム・シュミットがレース活動を断念する可能性も示唆していた。
しかし、チームは続行を決意し、2012年のドライバーとして2007年のチャンプカー以来のシングルシーター復帰となるペジナウの起用を明らかにした。ペジナウはここ数年はアメリカン・ル・マン・シリーズでのアキュラ、ル・マン24時間でのプジョーなど、スポーツカー界で活躍していた。
「今、このシリーズは世界でも最もコンペティティブなレースだと思う。それに、再びシングルシーターで戦うことが今はすごく楽しみなんだ」とペジナウ。
「チャンスをくれ、またホンダ・パフォーマンス・デベロップメントのエンジニアたちと働くチャンスをくれたサム・シュミット・モータースポーツに感謝したい。僕が望む限り最高の選択だと思うね」
「2012年は新しいダラーラ・シャシーで戦うことになるが、それが大きな挑戦になることは分かっている。でも、正直すごく興味深いところだね。インディカーで戦い、インディ500に出場することは僕の人生にとってすごく特別な時間になるだろう」
