アブダビでの若手ドライバーテスト初日を終えて、ザウバーF1チームは、フォーミュラ・ルノー3.5の今季チャンピオンであるロビン・フラインスにとって初めての公式F1テストでもあったこの日を「いい日だった」と振り返った。

 オランダ出身で現在21歳のフラインスは、今年はじめにモスクワのサーキットでデモタイヤを履いた2010年のレッドブルRB6をドライブした経験はあるものの、2012年仕様のF1マシンのステアリングを握るのも、レース用のピレリタイヤを履くのも、この日がはじめてのことだった。

 木曜日には、フォーミュラ・ルノー3.5の王座を獲得した“ご褒美”としてレッドブルRB8のステアリングを握る予定のフラインスだが、初日は7人中4番手のタイムを記録して終えている。

 ザウバーでトラックエンジニアリングの責任者を務めるジャンパオロ・ダラーラはフラインスについてこう語っている。
「ロビンはよくやってくれたよ。身体的にもうまく対処していたし、彼の年齢にしてはいいフィードバックをしてくれた」

「距離も稼いだし、ラップタイムも良好だ。ハードタイヤから始めたんだけど、彼のラップタイムを計測する前に、空力に関してのテストもいくつか行ったよ」

「テスト終盤になって、我々は異なるタイヤコンパウンドでアタックすることを彼に提案して、ミディアムとソフトをそれぞれワンセットずつ使ったんだ。ただ、予選の燃料レベルには一度もしなかったけどね」

 ザウバーと長期契約を結ぶ可能性も取りざたされているフラインスは、本当ならもっと速いタイムを記録できただろうと付け加えた。

「明らかに学ぶべきことが数多くあるよ」と彼は語る。
「ソフトタイヤで出した自己ベストラップの時に、ミスを犯してタイムをロスしてしまったんだ」

「午後は、タイヤコンパウンドを理解するのに苦労したね。僕は今までミシュランタイヤでしかドライブしたことがなかったから、ピレリのコンパウンドに苦戦したんだ」

「ピレリは慎重に扱えば扱うほど、悪くなる感じがした」

 また、彼はF1マシンを丸一日ドライブして疲れたことを認めた。

「ハードワークだったよ。最初は平気だったけど、突然、疲労を感じた。特にブレーキングがきつかった」とフラインスは語った。

「すごく疲れたよ。もっと練習して鍛えないとね」

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