F1アブダビGPで小林可夢偉が10位に入賞したザウバーは、彼の活躍によってチームの士気が上がったと述べている。
決勝レースを振り返ったザウバーのジャンパウロ・ダラーラは、「レース序盤は簡単なものではなかった」と語っている。
「セルジオ(・ペレス)はフォース・インディアと接触してフロントウイングのパイロンが壊れたため、2周目の終わりにピットインしなければならなかった。予定より早いピットストップによって、戦略を変更せざるをえなくなったんだ」
「当初、我々が予定していたプランは、序盤の2スティントをソフトタイヤで走り、最後にミディアムを履くといったものだった。しかし、そうした事情により、最初のピットストップでミディアムを履くことになった。ただ、これはちゃんと機能し、セルジオはポイント争いができていた。しかし一方では、KERSの問題を抱えてしまい、最後は可夢偉に前に出られてしまった」
ダラーラは、8戦ぶりのポイント獲得を果たした可夢偉が、早めのピット戦略をとったことについて、次のようにコメントしている。
「レース序盤は少し楽観的に考えすぎていたようだ。彼はミディアムタイヤのグリップに苦しんでいたため、最初のピットストップを予定よりも早めることにした。これはタイヤ的には良かったが、トラフィックの中に彼を導くことにもなってしまった」
「だが可夢偉は、アグレッシブにオーバーテイクを仕掛け、いいレースを繰り広げてくれた。ようやく得るべきポイントを手にしたし、これでチーム全体の士気も上がったね」
