2月1日、バレンシアで発表したてのメルセデスGPの新車MGP W01を走らせたミハエル・シューマッハーが、少年に戻ったような気分で、興奮し、楽しんで走れたと感想を語った。

 メルセデスGPは朝9時前にMGP W01を披露、その後、13時40分まではニコ・ロズベルグが走行、シューマッハーは15時30分からテストをスタートした。シューマッハーはマシンに慣れることに焦点を置いて3回のラン、合計40周を走行、1分12秒947というこの日8人中3番目のタイムをマークした。

「今日の新車デビューは完璧だった」とシューマッハー。
「完全にリラックスしてドライブできたし、すべてがとてもナチュラルに感じることができた。1991年にキャリアをスタートしたころに最初の1周目を走った時のような気持ちだった。最初は『うわー、めちゃくちゃ速いな』と思ったけれど、2周目にはすごく興奮していた。また少年に戻ったような気分で、すごく楽しんで走れた。いくつかコントロールのチェックをし、今日はとてもいい仕事ができたと思う。なによりマシンは信頼性を示してくれた。ニコと僕で合計79周を走りこみ、チームのためにとてもいい仕事ができた」

 2日はロズベルグが担当し、シューマッハーは3日に再びコースに戻ってくる。

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