元F1ドライバーのジャン・アレジが、2012年のインディアナポリス500マイルレースにドライバーとして参戦することになった。
かつてフェラーリのエースとして大活躍してきたアレジは、2001年を最後にF1から引退。その後はDTMドイツツーリングカー選手権に参戦。その後はスポーツカーレースにも登場した。このところドライバーとしての活動は行っていなかったアレジは、2011年からグループ・ロータスのアドバイザーに就任。カスタマー向けフォーミュラカーのT125の開発を手助けしていた。
23日、グループ・ロータスが発表したのは、アレジのレーシングドライバーとしての復帰。アレジはロータスのドライバーとして、2012年のインディ500に参戦するという。2012年からインディカー・シリーズはシャシー、エンジンを一新する予定で、グループ・ロータスはエンジンサプライヤーとして参戦を予定している。
「こんな世界的なレースに参戦する機会をもらえて、グループ・ロータスには感謝しているよ。素晴らしい体験になるだろうと思うけど、その前にハードワークをこなさなきゃいけない。まずはトレーニングをしっかりこなさなきゃいけないしね。テストもしっかりやらなければ。でも、レースをできることになってすごく興奮してるよ」とアレジは来季の参戦に向け意気込みを語っている。