スバル/STIは15日、千葉県・幕張メッセで開幕した東京オートサロン2016の中で、2016年シーズンのモータースポーツ活動体制を発表した。スーパーGT300クラスでは、昨年に引き続きスバルBRZを投入するほか、ドライバーラインアップなどの体制も継続となったが、タイヤサイズに変更が加えられた。

 2012年からGT300クラスにBRZを投入しているスバルは昨年、ミシュランからダンロップにスイッチするとともに、将来も見据えて井口卓人/山内英輝という若手ふたりを起用。ただ、新体制で臨んだ2015年は、鈴鹿1000kmの3位表彰台が最上位となり、ドライバーズランキング12位、チームランキング10位でシーズンを終えた。

 今シーズンは体制に変更はなく、引き続きR&D SPORTとタッグを組みスバルBRZ GT300投入。ドライバーラインアップも、井口/山内のコンビで継続となった。タイヤメーカーも引き続きダンロップとなった一方で、マシンの「コーナリング性能とブレーキ性能を強化するため」として、フロントタイヤのサイズを昨年までの300/680R18から330/710R18へと変更することとなった。

 今年もチームを率いることになった辰己英治STI総監督は「昨年は、BRZの弱点を考えすぎ、空気抵抗を減らして最高速を上げようと考えたのですが、それがひとつ大きな間違いだった。330のサイズを選ぶと径も大きくなり、フェンダーも上がって空気抵抗が悪くなってしまうということで、昨年は300を選びました」と説明。それを受けて、今年は330/710R18を選択することになったという。

「昨年の最終戦もてぎの10日後に、今季の確認をしようということで新たなタイヤ(サイズ)で走り、“読み通り”の結果を得ることができました」

「昨年も同じことを言いましたが、今年はシーズン3勝を目指す。去年は達成できませんでしたが、今年は確かな手応えを掴んでいます」と自信をのぞかせた。

 なお、東京オートサロンの会場に展示してある車両は、昨年までの車両に新たなタイヤを装着したもの。今季に向けては、新たなタイヤに合致した開発が行われているほか、重心高の改善や軽量化、慣性モーメントや空気抵抗の低減化なども併せて開発が進められているということだ。

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