GTアソシエイションは7日、スーパーGT第6戦鈴鹿の予選がノックダウン方式で行われると発表した。昨年までもてぎ戦で行われていたものとはまた少し方式が異なり、各陣営予選の組み立て方に苦労することになりそうだ。

 これまでもてぎ戦では2007年、2008年と行われていたノックダウン方式の予選。今季は鈴鹿で実施されることになったが、方式もこれまでとはまた少々異なっている。セッションを3つに分けて実施されるのは昨年同様だが、2デイ開催になったことで、さらに困難な予選の戦い方が予想される。

 まず、セッション1はクラス混走の30分間と、GT300、GT500の占有走行が10分ずつ行われる。昨年のもてぎ戦では午前中に予選1回目、午後に予選2回目=ノックダウン予選となっていたが、今回は午前にフリー走行、午後にこの予選となっているため、このセッション1で全出場ドライバーは予選通過基準タイムをクリアしなければならない。通過基準タイムは、このセッション1のタイムで計算される。

 セッション1では、GT500が14台中(エントリーリストによる)12台がセッション2に進出。GT300では22台中16台が進出となる。セッション2、セッション3はそれぞれGT500、GT300で10分ずつ占有走行のみが行われ、GT500はセッション2で8台が選抜、GT300は10台がセッション3に進むことになる。セッション3は、F1同様ポールポジションをかけて緊迫のアタック合戦になるだろう。

 昨年のもてぎのノックダウンでは、使用できるタイヤが1セットのみだったこともあり、インターバル中にはGT500クラスで水をかけてタイヤを冷やす行為が見られたが、今回は全セッション通して5セットが使用できる。また、スーパーラップの予選同様に、セッション3で使用したタイヤは決勝のスタート時に装着しなければならないなどの条件もあるので、各陣営のタイヤ選択にも注目が集まるところ。

 また、セッション2で走行したドライバーはセッション3に出走できないという条件があるため、セッション3進出をかけてセッション2で速いアタッカーを起用するか、上位グリッド獲得をかけてセッション3でアタッカーを起用するかなども悩ましいところだ。

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