TGR TEAM WedsSport BANDOHの代表として国内トップカテゴリーのスーパーGT GT500クラスに参戦しつつ、青年実業家としてさまざまなチャレンジを続ける坂東正敬監督。そんなマサ監督が日々のレースや、実業家としての活動のなかで、面白いと思ったこと、取り組んでいることについて、自ら筆をとります!
今回は5月3〜4日に富士スピードウェイで開催された2026年スーパーGT第2戦での19号車WedsSport BANDOH GR Supraの戦いを振り返りつつ、約3カ月というインターバルの過ごし方などをアクセル全開でお届けします。
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押忍! 坂東マサです。富士3時間レースが終わってみれば36号車au TOM’S GR Supraの完勝でした。
皆さんもご存じのとおり、36号車auはピットストップ時間も短く完璧な作戦を見せてくれましたね。山下健太選手のスティントでは車両側の問題なのか、あるいはタイヤのピックアップなのか、何らかのトラブルがあったとも聞いていますが、3スティントを通してペースも速く、チーム一丸となって獲得した優勝でした。
我々19号車WedsSport BANDOHは、今大会に新たなタイヤコンパウンドを投入しました。しかし、昨年までのピークパフォーマンスには届かず、予選から厳しい戦いを強いられました。今の僕たちには、十分なテスト時間が確保できないなかでも『どうしても勝ちたい』という気持ちが強く、新しいコンパウンドに期待するしかなかった。それは正直なところです。
とはいえ、今回は多くの収穫もありました。19号車WedsSport BANDOHはGT500クラス唯一のヨコハマタイヤユーザーであり、2026年シーズンがスーパーGTのタイヤマルチメイク最終年ということもあり、ピットウォークでは「ヨコハマタイヤで勝ってください!」という熱いエールをたくさんいただきました。レースでは国本雄資選手と阪口晴南選手でコンパウンドを変えて臨んだことで、実戦を通じてのデータをしっかりと収集できました。このデータは必ず今後に活かします。
正直に19号車WedsSport BANDOHの現状を言うと、予選で前方グリッドを狙える昨年までのタイヤコンパウンドを使用すると、どうしてもレース後半にペースが落ちてしまいます。一方で後半のレースペースが落ちないコンパウンドを選択すると、今度は予選ポジションを上げることができない。
第1戦岡山と第2戦富士でも国本選手がライバルをオーバーテイクする場面は見せてくれているのですが、トップ争いできていないのは残念ですし、まだまだ上位勢には追いついていない。これが今の19号車WedsSport BANDOHの実力です。ただ、6月2〜3日に鈴鹿サーキットでタイヤテストを行います。そこでより良いタイヤを見つけて後半戦に投入する予定です。テストで雨は降らないでほしいなぁ……。
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