2010年F1開幕戦バーレーンで3位を獲得したマクラーレンのルイス・ハミルトンは、今季のレギュレーション変更には、オーバーテイク促進の効果は全くないと断言、レースは“トレイン”状態だったと述べた。
給油の禁止によってグランプリの戦略上のアプローチが変更されることになったが、バーレーンを見る限り、レース中に追い抜きがほとんど見られず、単調な展開となってしまった。ハミルトンは、厳しい状態でタイヤをもたせなければならないため、オーバーテイクはかなり難しいと語った。
「ニコ(・ロズベルグ)に抜かれてしまい、レースの半分ぐらい彼に押さえつけられた」とハミルトン。
「僕の方がずっと速かったけれど、タイヤを労わらなければならないので、ずっとついていくのが難しいんだ」
「(ソフトタイヤで燃料を大量に積んでスタートするのは)新しいチャレンジだ。でもそれがオーバーテイクの面でレースをよりエキサイティングにしたかといえば、それは全くない。(ぴったりと前のマシンに)つくことができなかった。ニコに近づいたけれど、高速セクターに入ると後ろにつくことができなかった。タイヤには彼にくらいつけるだけのグリップがなかった」
「でも面白いシーズンになると思うよ。皆少しずつタイヤの使い方を学んでいくだろう。タイヤを理解し、燃料をセーブし、アタックすべき時とアタックすべきじゃない時を見極める。そこが最も面白い部分だと思う。本当にすごいチャレンジだ」
「週末全体、そしてレースを通して、それを学んでいく。レースはかなり単純なものになる。燃料をたくさん積んで、ピットストップは1回。ずっと“トレイン”状態だ。でも、タイヤをコントロールするのはもっと難しいと思ったけど、そうでもなくてかなり楽だった」
