マクラーレンのジェンソン・バトンは、12位に終わった韓国GPを振り返り、自分は本当に遅かったと嘆き、試しに導入した新パーツのせいかもしれないと語った。

 バトンは7番グリッドから12位フィニッシュにとどまり、ポイントリーダーのフェルナンド・アロンソと42ポイント差となり、タイトル防衛は非常に厳しくなった。バトンはレース中全くペースが上がらず、ベストタイムはチームメイトのルイス・ハミルトンと比べて2秒近くも遅く、全体の11位だった。

「全くグリップがなかった。僕は本当に遅かった」とバトンはBBCに語ったと、英autosport.comが伝えている。
「本当に僕がコース上で一番遅かった。フロントのロックに苦労し、ロックさせずに走ることができなかった。ブレーキを踏むとロックしてしまうんだ。コーナーに向けてブレーキングするたびにまっすぐ行ってしまった。マシンを止められなかったからだ。ブレーキバイアスをリヤ寄りへ、リヤ寄りへと調整していたのにだ」
「(僕とハミルトンの)マシンは異なっていた。僕がそれを選んだんだ。ここで僕に有利になると思った新パーツを使った。シミュレーターでは役に立っていた。だが今思えば、僕が抱えた問題の一部は、ここで使ったパーツが原因だったのかもしれない」
「テストのチャンスが限られているため、僕らはリスクを冒さなければならない。チャンスにかけたのは正しいことだったと思うけれど、このトリッキーなコンディションではうまく機能しなかった」

本日のレースクイーン

市原薫いちはらかおる
2025年 / スーパーGT
UNI-ROBO Ambassador from Pacific
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円