バーニー・エクレストンが2012年のアメリカGP復活に向け、同国の人気女性ドライバー、ダニカ・パトリックのF1転向を改めて希望している。

 インディカー・シリーズで優勝するなど人気と実力を兼ね備えるダニカは、これまでもたびたびF1への転向をウワサされてきた。
 今シーズンはじめには、今年からF1に新規参入するはずだったアメリカベースのUS F1のドライバー候補にも上がるなど、未だに彼女のF1ドライブを希望する声は根強い。

 ただ、当のダニカ自身はアメリカンレーシングの雰囲気に慣れ親しんでおり、フレンドリーではないとしてF1への転向を否定し続けている。F1では2007年にトロロッソに所属していたスコット・スピード以来、アメリカ人ドライバーは参戦していない。

 F1の商業権所有者、バーニー・エクレストンは2012年のアメリカGP復活を前にし、彼女の存在がF1の広告塔として大きな役割を果たすことができると考えている。
「我々はアメリカ人ドライバーの参戦に関して最近も努力を行ったところだが、いくらか適切な姿勢に欠けていた」とエクレストン。「F1で成功するための多大な努力なしでもアメリカでは活躍することができるだろう。それでも、ダニカ・パトリックのようなドライバーがいればF1の広告塔として完璧な存在になれるだろう」

 またプロモーターのタルボ・ヘルムンドは、メキシコ出身の若手ドライバーにも期待している。
「もちろん、アメリカ人ドライバーがいれば最高だろうし、チームにとっても大きな存在になるだろう」とヘルムンド。

「今、(セルジオ・)ペレスという若いメキシコ人がGP2で素晴らしい仕事をしている。彼にとっては、2012年のアメリカGPがある種のホームレースになるかもしれない。オースティンからメキシコまでの距離はわずか150マイルだからね」

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