来週行われるピレリの2014年F1タイヤ開発テストに参加するフェラーリが、ドライバーラインナップを発表した。

 F1の規則では来年までテストは行えないことになっていたが、F1コミッションにおいて、安全上の理由で2013年のスポーティングレギュレーションを変更、ピレリがテストを行うことが許可された。

 テストは12月17~19日にバーレーンで開催、全チームが招かれたが、レッドブル、メルセデス、フェラーリ、トロロッソのみが参加するものとみられている。

 参加を表明しているフェラーリは、来年のレースドライバー、フェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンではなく、開発ドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサとフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のメンバーで、マルシャのレースドライバーであるジュール・ビアンキを走らせることを明らかにした。

 フェラーリは、最初の2日間を走るデ・ラ・ロサの起用に関しては、今年彼が担当してきたシミュレーター作業の評価を行うことができると述べている。また、最終日に走るビアンキに関しては、彼がF1でのデビューイヤーで遂げた進歩を証明する機会を与え、FDAの活動を評価することができるということだ。

 一方メルセデスはレースドライバーのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグを走らせるものとみられる。

 レッドブルはまだ参加ドライバーを発表していないが、セバスチャン・ベッテルは走行しない見込みとなっている。

 今回のテストでは2013年型マシンが使用され、日々のスケジュールやデータ管理はピレリが行う。

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