ヘレスで行われた第2回公式テストも無事終了
2011年2月13日、へレス(スペイン)
南スペインのヘレスにて4日間に亘って行われた2回目のF1グループテストが無事に終了しました。
バレンシアにて行われた1回目のテスト同様、各F1チームはすべての種類のタイヤをテストする機会が与えられました。テスト期間中は気温が大きく変動しましたが、雨が降ったのは最終日の最後の10分のみであったため各チームはドライ・コンパウンドでのテストに終始しました。
今回は2011年モデルの車両を初めてテストするチームもあれば新しいテクニカル・レギュレーションへの適合に集中しているチームもあり、各々のチームのテスト項目はさまざまでした。タイヤに関するテストは主に4日間のうち後半の2日間で行われ、チームの進捗状況によって幅広い結果が出ていました。
中速〜高速コーナーが多いレイアウトのヘレス・サーキットではスーパーソフトの出番は少なく、主にソフト・ミディアム・ハードの各コンパウンドの評価が行われました。また、チームの多くが独自の開発プログラムに従ってロングラン走行やレース・シュミレーションを始めていました。
4日間のテストを通して、最速タイムを刻んだドライバーとマシンの組み合わせが毎日異なっていたことは、PZeroがあらゆるマシンに幅広く対応しているという事実を裏付けています。F1マシン開発のペースは非常に早く、トップタイムの平均はピレリが昨年の9月にトヨタTF109を用いて行なったヘレスでのプライベートテスト時と比較して3秒以上も早いものでした。
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント:
「このテストを通じて私たちは膨大なデータを入手しました。このデータを次のバルセロナ・テストに向けて数日中に解析しなければなりません。残念ですがこの4日間のテスト中にコースアウトやタイヤに起因しないトラブルで幾度か赤旗が振られてテストが中断し、殆どのチームが予定していたプログラムを完了することはできなかったようです。このことは私たちにとっても少なからず影響がありましたが、タイヤの信頼性は改めて確認でき、バレンシアでのテストの時よりも走行距離を伸ばしたチームもありました。今までのテスト結果から考えると、多くのレースでは2回のピットストップが必要だと感じています。もちろんサーキットや車両の特性によってはピットストップが1回になったり3回になったりする場合もあると思います。また、今回多くのドライバーがタイヤによってレースが盛り上がると話してくれました。これこそが私たちの狙っているものです」
F1全12チームが、ヨーロッパでの最終グループテスト(2月18日-21日)が行われるバルセロナのカタルーニャ・サーキットに向かって準備を進めています。各種テストやスペイングランプリが行われるこのサーキットはヘレスとは異なり各チームとも馴染みのあるサーキットです。ピレリはこのテストに1回目の公式テストの結果を受けて改良したスーパーソフトとソフトのコンパウンドのPZeroタイヤを用意します。
