ピレリは16日、F1アブダビGPでセバスチャン・ベッテルのマシンが不可解なパンクに見舞われた問題について、公式見解を発表した。

 これまでパンクの原因については、ピレリのタイヤ以外にマシンから放出される排気の熱が何らかの影響を及ぼした可能性が指摘されていたが、レッドブル側はこれを否定している。

 今回、声明を発表したピレリは、この問題をレッドブル・レーシングと協力し、詳細な調査を行ったものの、原因を特定することはできなかったと述べ、残された路面の破片による外的要因の可能性も直接的な証拠は見つからなかったと結論づけた。

以下は、ピレリの公式見解(原文ママ)。

2011年 アブダビGP
ベッテルの空気漏れ、タイヤ・トラブルが原因でないことを確認

2011年11月16日、ミラノ
「アブダビGPのオープニングラップで、セバスチャン・ベッテルの右リアタイヤが突然空気漏れを起こした原因について、徹底的な調査が行なわれました。その結果、ピレリのエンジニアによって、タイヤの構造トラブルが原因であった可能性が排除されました」

「問題のタイヤは、レッドブル・レーシングのベッテルが前日の予選で使用し、ポールポジションを獲得した際に装着していたP Zeroイエロー・ソフト・タイヤセット中の1本でした」

「最初のコーナーでの事故後、ベッテルはピットに戻るために走行を続けました。その間、バタバタと跳ねるタイヤのゴムが、マシンのボディワークと脚回りを破損させたため、王者ベッテルは今季初のリタイヤを強いられたのです」

「事故後、タイヤはほとんど残ってはいませんでしたが、ピレリのエンジニアたちは、レッドブル・レーシングと協力して徹底的な調査を行ないました。タイヤを詳細にわたって分析した結果、タイヤ構造や空気バルブのトラブルが事故の原因となった可能性は排除されました。しかし、路面に落ちた破片や何らかの外的要因が原因となった可能性は否定できません」

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「アブダビGPにおけるセバスチャン・ベッテルの空気漏れについて、我々は、構造トラブルが原因ではなかったことを確認しました。これは、レッドブル・レーシングと協力して、残されたタイヤの詳細な調査と分析を行なった結果、たどりついた結論です。路面上の破片がタイヤにダメージを生じさせたという可能性は否定できませんが、路面を詳細に確認した結果、その直接的な証拠は見つかっていません」

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